土浦の夜は震災後も元気

北関東一の歓楽街 土浦は震災後も
ますます元気にパワーアップ中!

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’09年の年末にスペシャル企画として訪れた土浦。乱れるオッパブ、激安のキャバクラと噂にたがわぬ、その桃源郷っぷりに心奪われ、季節の変わり目には本誌・苫米地と共に土浦詣でをしていたのである。そして、桜咲く春がやってきたわけで、そろそろ土浦詣での季節ですな~なんて苫米地と話していたところに、この大震災である。知り合いの風俗誌編集長も「福島は地震の影響でソープが壊滅。土浦はライフラインがズタズタで、かなりヤバいみたいですよ」と電話が入ったものだから気が気じゃない。俺たちの桃源郷が消えてしまうのか……そんな焦りにも似た気持ちを胸に、土浦へと向かったのであった。

福島、仙台からも新人嬢が多数入店!

苫米地「おい……取材で来た一昨年の年末よりも人が多いぞ!」

 街の明かりは消え、人影もまばら、ヘタすれば倒壊した風俗ビルも……と思って現地入りした我々を待ち受けていたのは、なぜか活気づいた土浦の繁華街。節電の影響でネオンの明かりは少ないものの、人通りも車の往来も多く、あちこちで客引きの元気のよい声が飛び交っているではないか。とにもかくにも調査が必要ってなことになり、二手に分かれて調査を開始したのであった。

 1時間後……馴染みのオッパイパブ「P」にて合流した我々は、右手でオッパイを揉みしだきながら、取材結果を発表しあったのであった。その取材結果を要約すると、地震から10日間ほどはほとんどの店が営業を停止していたが、今は節電しながらほとんどの店が営業を再開。計画停電も特に大きな影響はなく、客足はむしろ良好。店を開けると、初日から待ってましたとばかりに、大勢の客で賑わったという。断水したものの、倒壊した建物もなく、道路の陥没がなかったことなども復興を後押ししたようである。

 気になるのは働いている女のコなのだが、客引きによると「被害が大きかった近隣の風俗街や、仕事がなくなった未経験のコの入店が増えてます」とのこと。県内だけでなく、福島や仙台からもやってきているコは少なくないという。見た目の華やかさに隠れて見えないだけで、震災の傷跡はまだまだ癒えていないのも事実だ。でも、そこで我々ができることといったら、やっぱり”しっかりカネを落とすこと”なワケで、気合を入れて飲み始めたのである。

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24時過ぎの土浦。節電の影響で暗く活気がないようだが、
人通りが少ないのはみんな店に入っているから

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震災後にすべての建物で検査が行われ、
異常がなかった店にはお墨付きの貼り紙が

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■俺の夜 百二十夜 後編

取材協力/高木先輩 野中ツトム(清談社) 苫米地(本誌)

テポドン エロ系実話誌などで修羅場をくぐったロクデナシがSPA!流の夜遊びに突撃!
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