35歳店長が反論「ワタミはブラックじゃない」

ブラック, 会社, 男の生態, 職場, 職業 ブラック企業大賞にて、ぶっちぎりの得票数で大賞を受賞したワタミフードサービス。この結果に猛然と異を唱えるのは、関東近郊の店舗で店長として働く元木氏(35歳・仮名)だ。

「報道があまりに一方的過ぎ。外食なんて基本どこもクソ忙しいし、きつい仕事でしょ。その枠で考えれば、ワタミはものすごく優しい会社ですよ。新人が皿洗いするときは店長が洗い場まで来てつきっきりで教えるし、賄いを食べる順番だってバイト、若手、最後に店長です。それに、体調が悪くても休めないなんてことはない。人手が足りなければ、近隣の店舗が応援に来てくれますから。忙しい先輩社員たちが、自分の時間を削ってまで寄り添ってくれる文化が根付いたいい会社ですよ」

 とはいえ、ワタミの業務が長時間労働であるのは公然の事実。元木氏も平日で14時間、土日祝日となれば16時間は店に出る。キツくはないのだろうか?

「キツいと感じる人は、辞めちゃえばいい。新人がばっくれるのはよくあることなので、軽いかんじで辞めれますよ。それと、皆さんは長時間ずっと酷使されてるイメージをお持ちでしょう? そんなことは全然なくて、ピーク時以外は結構ユルい。休日だって週に1日ありますしね。まあ、僕は休みの日でも自分の店が気になって見に行ってしまうけど(笑)」

 24時間、365日働け! という、渡辺美樹氏の言葉を地で行く働きぶり。信奉者であるから激務もこなせるということなのか?

「美樹さんを崇拝している社員はたくさんいて、ワタミでは彼らが主流派です。でも僕は彼のすべてが正しいとは思わないので、信奉者ではないですね。参院選でも入れませんでしたし。そんな僕でも、飲食事業におけるワタミの教えは、本当に素晴らしいと思う。“ワタミらしさ”と社員が呼ぶ、ある種の哲学ですね。これを学ぶために働いている面もあります」

 野菜を塩素につけるのが外食産業の基本であっても、味を損なうのでしない。休憩が1時間でも20分で切り上げる――“ワタミらしさ”とは、こういうことの積み重ねらしい。

「立地が良くないのに売り上げが異常にいい店がたまにありますが、例外なくワタミらしい。ワタミらしくあることが、飲食で繁盛する必勝法なんです。将来自分の店を持つとき、必ず役に立つ。給料をもらいながら、教育を受けさせてもらってると考えてます」

 勤務先ではなく、専門学校も兼ねると考えれば、確かにこの待遇も受け入れられなくは……ない!? 週刊SPA!8月27日発売号では「ブラック企業の本音」と題した特集を組んでいる。ブラックとされる企業の「反論」も聞いてみてほしい。 <取材・文/週刊SPA!編集部 イラスト/西アズナブル>

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