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グロス、セグメントってどういう意味? 業界によって使い方も違う!? 【ビジネス横文字調査】

 一方、業界によってニュアンスが異なったのは「セグメント」。共通の顧客属性で分けられた小集団を意味するが、IT業界の人からは「巨大ネットワークのなかの一部のカタマリ」(28歳・SE)という回答も。使うときは相手の業種も把握した上で意味を察したほうがいいかも。  なお認知度が低い言葉になると珍回答が目立ちはじめ、認知度70%の「スタートアップ」を「最初から飛ばすこと」(25歳・不動産)とスタートダッシュと勘違いする人もいた。この辺になってくると、やはり金融やマーケティング業界が比較的強く、「ベンチャー企業と同じだと思っている」(37歳・マーケティング)、「急激に拡大して、さっさと売却するのが目的の会社」(28歳・金融)と回答していた。  日常的な業務では日々行っているが言葉の認知度が低かったのは使いやすそうな「エスカレーション」(48%)。「エスカレートする」という言葉のニュアンスに釣られたのか、「やりすぎること」(38歳・金融)と回答する人もいた、主にマーケティングやコールセンター業務などで「エスカレ」などと略して使われるようだが、わざわざカタカナで言わんでもいい気がする。  このように、直訳の意味やイメージと、実際使われている意味が必ずしも合致しない言葉もある。ビジネス横文字は正しい使い方を知っておかないと、思わぬトラブルに巻き込まれることになるかもしれないので、ご注意を。 あの「ビジネス横文字」の認知度は? 新橋&虎ノ門のサラリーマンに調査した【一口メモ】同じIT業界でも開発系は認知度高  業種別で言葉の認知度が高かったのは、IT・金融・コンサルなど。特にIT業界で開発に携わる人は認知度が100%近く、普段から使っている言葉も多いとのことだ。学歴の高さともある程度の相関関係が見られたが、名門大学出身者でも税理士、医師、公務員などは言葉の認知度が低め。学歴より業界のほうが認知度への影響は大きいようだ。 ― あの[ビジネス横文字]の認知度を調べてみた ―
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