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上原浩治は今季初セーブも不調続く。何が“チーム最年長投手”を苦しめているのか?

上原浩治を苦しめる制球力の“経年劣化”

 であっても、何故ここまで上原の不調が続くのだろう。結論として、最大の要因は「コントロール」にあると考えられる。実は上原の球速そのものは、昨年と全く変化がなく、衰えを見せていなかった。しかし、コントロールという面では、彼自身の精密さが錆びついてきていたのだ。  上原のメジャー通算BB/9(仮に9回まで投げ切った場合いくつ四死球を与えるかを示す数値)は、1.3個。今年のリーグ平均が3.2個だとすると、高水準で毎年低い数値をマークしていた。だが、2014年に1.1個だった数字が2015年には2.0個、今年は2.7個と年々数値が悪化。今までの武器が経年劣化してきた、ともいえるだろうか。  41歳の年齢でメジャーの最前に立っていた投手は、今までにいない。黒田博樹投手(広島)はもちろん、野茂英雄投手(元ドジャースなど)ですら40代でメジャーのマウンドに上がっていなかった。イチロー選手(42)の陰に隠れてしまいがちだが、上原がどう己の限界を乗り越えるかにも、注目したい。 取材・文/石橋和也(Far East Division) photo by WEBN-TV via flickr
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