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今季もメジャーに存在感を示した黒田博樹。チームに「ハイチュウ」を配って援護点がアップ!?

’14年のMLBは青木宣親のロイヤルズが下馬評を覆し破竹の8連勝。ワールドシリーズまで勝ち上がった青木の評価は? 辛口NYメディアはマー君の1年目をどう論じた? イチローや黒田の去就は? SPA!が僭越ながら日本人全12選手の活躍を振り返り、評価する決定版! ◆「ハイチュウ」を配って援護点がアップ? 存在感を示した黒田
黒田博樹

MLB公式サイトより

 9選手が活躍した日本人投手も、今季は軒並み高評価を受けた。ヤンキースを中心に現地のメジャーリーグ報道に精通するライター兼翻訳者の松山ようこ氏は、黒田博樹投手の魅力をこう語る。 「引退したヤンキース主将ジーターのNYでの最後の試合で、スポーツ総合サイト・ESPNの担当記者が『今日の真のヒーローは黒田だ』とツイートしました。黒田は専門家など玄人からの評価が高いのです」  マー君の加入でひときわ注目度が高かった今季のヤンキース先発陣で、最後までケガなく投げ抜いたのは黒田ただ一人。メジャーのGMが最も評価する「コンステンシー(継続力)」が高い黒田は、今オフも巨額の大型オファーが舞い込むだろう。ヤンキース・キャッシュマンGMが3年契約で続投となった今、黒田には20億円(今季15億円)の大台オファーが届くかもしれない。松山氏は「ここ数年来のオフの風物詩となっている広島カープも打診するでしょう。でも黒田は信念の人。金額ではなく意味や意義で決断を下すでしょう。引き際も気になるところですが、今年も一筋縄では決まらなそうですね……」と語る。  黒田と言えばシーズン序盤戦で、ヤンキースのクラブハウスに日本のお菓子「ハイチュウ」を流行らせた張本人。3日で50個平らげたケリー・ジョンソンなど、その人気ぶりは異常だった。「(ハイチュウを)食べてリラックスしてもらえるのはいい」と語った黒田の狙い通り(!?)、この時期の黒田の登板試合では援護点が高まった。なお、ライバル球団のレッドソックスでは田澤純一がハイチュウの伝道師となり、レッドソックスは今季、森永製菓とスポンサー契約を締結した。期せずして今季のメジャーにはハイチュウ旋風が吹き荒れたことも押さえておきたい。 <日本人メジャーリーガーの通信簿~投手編~> 黒田博樹(ニューヨーク・ヤンキース/39歳) ◎大変良くできました 野茂英雄以来となる史上2人目の日米通算3000投球回を達成し、日本人最高記録となる5年連続2ケタ勝利をマーク。今季もヤンキースで孤軍奮闘した。主将・ジーターのホーム最終戦でも快投。最高の立役者に徹した 岩隈久志(シアトル・マリナーズ/33歳) ○良くできました キャリアハイの15勝をマークした安定の右腕。シーズン終盤の4連敗は痛手だったが、前評判の低いマリナーズが160試合目までプレーオフ進出の望みが持てたのは、一にも二にも岩隈のおかげだろう 和田毅(シカゴ・カブス/33歳) ○良くできました 渡米3年目。左肘靭帯の故障からマイナーで信頼を勝ち取り、球宴前にメジャー初登板初先発のチャンスを掴んだ苦労人。後半戦からローテーションを勝ち取り、メジャー初勝利を含む4勝を挙げ、質の高い投球で首脳陣を魅了 上原浩治(ボストン・レッドソックス/39歳) △来季に期待します 今年は開幕からクローザーを務め、メジャー6年目にして自身初のオールスター出場。しかしシーズン終盤は乱調が続き、中継ぎに配置転換された。チームも世界一に輝いた昨年から一転、地区最下位に沈んだ 田澤純一(ボストン・レッドソックス/28歳) ○良くできました 中継ぎの柱として、2年連続70試合に登板。低迷するチームで防御率2点台と奮闘した。また、チームメイトに配っていた日本の菓子「ハイチュウ」が大好評。チームは森永アメリカとパートナーシップを締結した ― 日本人メジャーリーガーの通信簿2014年版【2】 ―
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