忍者に一日弟子入り。にわかで学んだ忍術でどこまで戦えるか?
さらに次は、移動術の大技「縮地」を実践! 右足を踏み込んだと同時に右肩を突き出すと、3歩は必要な距離を一瞬で移動できた。師範からも「うまい」と言われ自信を持ち、今度は投擲術を教えてもらう。「手裏剣に限らず、使えるものなら石ころや箸でも投げて武器にします」という教えに従い、箸の投擲を実践。スナップを利かせずに腕を振り下ろすだけの単純な動きを求められたが刺さらない。「吹き矢」のほうは我ながらそれなりの命中率だったが……。
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― 人は[付け焼き刃]でどこまでできるのか? ―
そしておもむろに、師範と直接対決することに。袋竹刀で襲い掛かってくる師範の攻撃を「壁飛び」で避けるが縮地で一気に距離を詰められる。ゴム製手裏剣で応戦するも慌ててうまく投げられず、一撃をくらいゲームオーバー。
「人は3つ以上のことを同時に行おうとすると混乱します。冷静に対処する精神を鍛えることも忍術修行の一環です」
付け焼き刃では、さすがに本物の忍者に敵わなかったが、移動術や考え方はせめて実生活で生かそうと考える記者であった。
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