東京の日ハムファンが「0%」だった時代 【祝・札幌移転初200万人動員! 】
小幡道子クン(19)ショップ店員
おばたみちこ……オバンドー子クン。完璧だ!
遊びでスタメンを並べてみたが、さすがに気づかれることを期待していた。いくら人気がなくても、担当編集から「何すか、コレ! ハムじゃないっすか!」と言ってほしかった。「小幡道子とは秀逸ですね!」と誉めてほしかった。しかし編集は完全スルー。そしてそれは、世に出た。雑誌が出てから数日後、恐る恐る担当に聞いてみた。「何か反響なかった?」
「あのパンチラっすか? 何もないっすよ」
あのパンチラ9人の名前が日ハムのスタメンにすり替わっていることに気づいた人は、誰一人いなかったのであった。そりゃそうだよな、だって日ハムファンは0%なのだから。
※11月15日火曜、OBCラジオ大阪『青木和雄の昼までえぇやん!』に10時45分から15分ほど、電話で生出演します。拙著『俺たち妊活部』についてお話しさせてもらうことに。よろしければ是非!
【村橋ゴロー】
1972年生まれ。ほとんどの家事とまあまあの育児をこなす、自宅防衛系ライター・コラムニスト。千原ジュニアや田村淳など芸人連載の構成を手掛ける。近著に『俺たち妊活部「パパになりたい!」男たち101人の本音』(主婦の友社刊)がある。Twitterは、@muragoro
『俺たち妊活部―「パパになりたい!」男たち101人の本音』 借金まみれのどん底ライターが妻と挑んだ、涙と笑いの妊活記録 |
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