雑学

日本にある“韓国の宗教施設”を巡ってみた 「恋愛成就」にも効果あり!?



●龍門精舎(東京都新宿区)/韓国 ムーダン(巫堂=シャーマニズム)

豚の頭をお供えし不幸祓いの神降ろし


 来日歴20年の鄭東秀さん(50歳)はムーダンの一人。韓国、朝鮮半島に伝わる、いわゆるシャーマン的存在である。供養や祈祷、韓国式の占いなど、トランス状態になってお告げをする「クッ」と呼ばれる儀礼を執り行う。

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1239350

将軍に扮した依頼者が何時間もの間、トランス状態になり、異様に舞い踊る姿

祈祷が終われば、いくつもの凝り固まった不幸の結び目がほどけていくのだという

 依頼者は、病気、家庭問題などの不幸を取り払ってもらい、開運を願うために相談にくる。最近では評判を聞いた日本人女性からの依頼も増えた。最も多いのは「恋愛」相談だという。「恋愛成就」など、鄭さん手書きのお札が依頼者に人気だそうだ。

【裵昭(pae sou)】
1956年、福岡県生まれ。フォトジャーナリストとして『朝日新聞』『東京人』『週刊文春』『週刊新潮』などに、日本の国際化をテーマとした作品を発表。『鎖国ニッポンが多民族国家になる日』で第28回平凡社準太陽賞を受賞。『段ボールハウスで見る夢』(中村智志/文)で第20回講談社ノンフィクション賞受賞。著書に『となりの神さま』など。福音館書店『母の友』で、職人と工房のシリーズを掲載。日本生まれ日本育ちの在日コリアン

― 世界の神々 in JAPAN ―

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となりの神さま

木造アパートの6畳間が道教のお寺、雑居ビルの一室にミャンマー寺院、裏山でイスラム教徒の土葬……。出稼ぎや移住、国際結婚などにより日本にやってきた外国人とともに、世界各国の神さまたちも続々と入国し、我々の身近な場所に鎮座している。著者が10年に渡り撮り続けてきたその衝撃の現場を紹介





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