恋愛映画の匠・行定勲が語る「日活ロマンポルノのエロスと哀愁」
1000本以上の作品を生み出し、成人映画の枠を超えて今も愛され続ける日活ロマンポルノ。誕生45周年となる今年、「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」が組まれ、その一環として、現在の邦画界をリードする鬼才たち5人による新作映画が公開される。
その第1弾を飾るのが、“恋愛映画の名手”として手腕を評価される行定勲監督の作品、『ジムノペディに乱れる』だ。一見、エロスとは縁遠く思える行定監督だが、実はロマンポルノに対しては熱い思いを抱いていたという。本プロジェクトゆえの女性の部位へのこだわり、さらには「ダメな男ほどヤレる!」との持論まで語ってくれた。
「もともと日活ロマンポルノは大好きでした。地元が熊本の田舎だから、映画の情報は雑誌から得ていて、『キネマ旬報』にロマンポルノの映画評が載っていたんです。それを読んで、“ホンモノ”がここにあるに違いないと思っていた。『生と性のぶつかり合い!』とか、『滴る性!』とか書いてあるわけですよ。それで高校生のときに初めて観に行ったんです」
ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi
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