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「衰えたファッションセンス」を戻すにはどうすればいい?

クローゼット 正月、実家に帰省したのをいいことに、その後も地元着で過ごしまくるとファッションセンスも劣化しがち。 「顔つきは、服装によっても大きく左右されます。また、年始に無気力なファッションをしている人は、その後一年もずっとダサい人がほとんどです」と話すのは、スタイリストの森井良行氏。正月明けになってもシフトチェンジできない人々に、こう提言する。 「クローゼットを見直し、3年以上着ていないものがあったら捨てるかリサイクルに出すこと。3年間着続けているものも同様。同じメーカーや形状、素材であっても細かくアップデートされているので3年たつとトレンドからは外れるんです。また、今からでもいいので姿見をマメに見ることで意識が底上げされます」 ジャケット 実際には何を着ればいいのか? 「その服で繁華街に行けるかどうかが簡単な基準です。手っ取り早いのは大人の象徴であるジャケットを着崩した『エレガントカジュアル(エレカジ)』。25歳以上の男性なら似合わない人はまずいないと言っていい鉄板のコーディネートです。ここに細身のパンツと、襟のないカットソーを合わせるだけで小粋に見せることができます」  スーツが英国貴族にとって部屋着であり普段着だったように、日本人もジャケットを着てコタツに入るくらいの意識でいるべきであると力説する森井氏。素材は、伸縮性のあるものがいいという。 「ジャケットは太っている人だとサイズ的に袖が長くなってしまいますが、伸縮性があればまくり上げられる。それに体にフィットするワンサイズ小さめを選んでも太って見えにくいし、潜在意識的にもダレが生じなくなります」
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お腹を隠しきれない場合は…
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