アメ車ファンに朗報! 時代は右ハンドルで見た目がキャデラックな軽自動車だべ
ところでワゴンRと言えば、ランボルギーニ・カウンタックやミウラを手掛けた自動車デザイン界の大巨匠マルチェロ・ガンディーニ氏が、2代目ワゴンRを「世界で最も優れた自動車デザイン」と大絶賛したことで有名だ(マニア的には)。
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そんなヨーロピアンな機能美を誇ったワゴンRが、新型では威圧感の強いアメ車風デザインを取り入れたのはナゼなのか!?
それについてスズキのデザイナー氏は、「キャデラックはまったく意識していません」と言下に否定したが、「そろそろワゴンRには大きな変化が必要でした。自動車デザインは、同じテイストが3代続くとダメになるのが通例です」と、変身の理由を語ってくれた。
このキャデラックそっくりのワゴンRスティングレー。「マネ」という単語を頭から消し去れば、相当カッコいい。サイドビューには美しさも感じるし、全体のデザインバランスが取れている。つまり、完成された超小型キャデラックなのである!
これでスズキがまだGM傘下なら、トランプ大統領の横ヤリにも「日本ではこんなにいっぱいキャデラックが売れてます!」と反論できたのだが、実に惜しい。
ちなみに新型ワゴンR、スズキが推し進めている超軽量化技術がまたまた炸裂し、実に軽快に走ります! ボディもしっかりしてるしエンジンも力があるし自動ブレーキもついてる。燃費は、キャデラックATSはがんばってリッター11.7kmだったが、その2~3倍期待できる! ふだんの足として300%申し分なし! しかもスティングレーは見た目がキャデラック! 北朝鮮を粉砕する超大国の威厳満点! これなら軽だからってナメられることもなかろう! 鈴木修会長に敬礼!!
【結論】
新型ワゴンRは3種類あるので、どれにするか迷うと思いますが、私なら迷わずキャデラックそっくりなスティングレー! だってデザインバランスが一番いいから!黒なら大統領専用車みたい!縮尺が違うけどネ!1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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