恋愛・結婚

ヌード撮影+アルファで、1週間に70万円稼ぐ「素人女性モデル」の実態

「プラス1万でエッチもできるんです。実際は撮影ができる裏風俗と言ったほうがいいかもしれません」と、さやかさんは語る。 「もちろん、純粋に撮影目的のお客さんもいます。ただ、撮影目的の人は、ビジネスホテルなど外の光が入る明るい場所を使うんですが、窓のないラブホテルに呼ばれるときは『裏オプション(エッチあり)だな』とすぐ分かるんですよ。お客さんのほとんどが裏オプションアリの方ですね」  と言って、屈託のない笑顔を見せるが、「今のところ危険な目に遭ったことはない」という。ただ、撮影中に困った要求をされることが多いとか。 「たまにサクラが伝える要求とカメラマンの要求が食い違っていて、『本人じゃないのか』とお客さんに問い詰められることもあります。その時は『忘れちゃった』でなんとか押し通すようにしています(笑)。あとは変わった撮影を要求する人もいて、『縛って撮影したい』とか、『アナタの体中に泥や生クリームを塗って撮りたい』とか。撮影後は泥だらけの体でエッチしたこともあります」
個人モデル02

Eカップのさやかさん。特定のファンも少なくないとか…

 素顔を撮影されることで、晒しや彼氏バレなどの心配はないのだろうか。 「あまり深いことは気にしてないのですが、晒されても『自分じゃない』と押し通します。今は彼氏はいませんが、いた時でもバレたことはありません。ほとんどの撮影が昼間から夕方なので、水商売や風俗に比べると、バレるリスクは低いと思いますね」  その後、登録していたモデルサイトが閉鎖してしまったため、さやかさんは現在フリーの個人モデルとして、「掲示板でカメラマンを募集している」という。 「今は転職活動中で、個人モデルは仕事が決まるまでの“つなぎ”としてやっています。これまでと違い個人交渉なので『愛人になって』とか『乱交希望』など変なメールが来ることもありますが、定期的に撮影をしてくれる特定のカメラマンとだけやり取りをしています。そうすれば、リスクも軽減できますしね。ただ、最近は出会い系業者などが個人情報を集めたりしているので、アドレスを登録するときは注意が必要です」  結局最後まで彼女の口から“体を売っている”ことに対する負い目のようなものは出てこなかった。モデルも風俗も自らの体を売り物にしている点では共通しているが、言うまでもなく後者のリスクは計り知れない。ある日突然、彼女の身に危機が降りかからないことを祈りたい。<文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在は夜の街を取材する傍ら、キャバ嬢たちの恋愛模様を調査する。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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