神楽坂、中目黒…低所得者でも住み心地のよい街ランキング
タワマンが林立する再開発エリアに、メディアで話題の人気スポット……。憧れの街の実情は? そこで、首都圏の「街」を徹底調査。ジャンル別にランキング化して紹介していく!
<低所得者でも居心地のよい街ランキング>
1位 神楽坂……ハイソな雰囲気も激安店が充実
2位 中目黒……家賃はネックだが生活費が高くない
3位 学芸大学……学生も多いが落ち着きある街
4位 渋谷区東……物価と立地のバランスが◎
5位 西新宿……好立地だが物価は控えめ
好印象を抱かれやすい街でありながら、生活コストが安く比較的低所得者でも居心地のよい街はどこか。
「神楽坂は一時期に比べると賃料が上がりましたが、圧倒的な交通の便のよさを誇り、まだまだ割安感があります。高級飲食店が多いイメージが強いでしょうが、激安店や単身者用の古いアパートも多いのが居心地のよさを感じられる理由。駅周辺にナショナルチェーン店が目立つ中目黒も高い賃料と裏腹に生活費は安いです。学生の多い庶民的な街でありながら、戸建てに住む高所得者も多い3位の学芸大学も居心地のよさを感じられる街でしょう」と不動産コンサルタントの長嶋修氏も太鼓判を押す。
続いてコスパ的にオススメしたいのが4位の渋谷区東だ。
「渋谷駅と恵比寿の中間地点でどちらも駅まで徒歩5分、賃料も1K9万円前後とかなりお得感があります」
実際に歩いてみると、オシャレな若者向けの飲食店もあるが、古い建物も多い。100円ローソンや安い定食屋、スーパーマーケットもあり、立地に似合わぬ意外な生活感と物価の安さが感じられた。
都庁裏に位置する5位の西新宿は「好立地でタワマン密集地帯にもかかわらず高級スーパーも未進出で物価は控えめ。住人もそこまでハイソではない」(西新宿在住歴3年・自営業)との証言が。
街のイメージだけで住む場所候補から外すのがいかにもったいないかがおわかりいただけるだろう。
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