個人情報がダダ漏れ!危険なサイト&アプリ
四六時中スマホを手放さず、SNSで誰かと繋がっていると、望むと望まざるとにかかわらず、膨大な個人情報を日々ネット上に残していることになる。では、自分の個人情報はどれだけ流出しているのか? セキュリティの専門家や被害者、さらには記者の検証により、個人情報ダダ漏れ社会の実態を詳らかにする!
「アカウントが乗っ取られた場合、個人情報やお金が盗まれるだけでなく、企業や行政サイトへのサイバーテロの実行犯アカウントとして利用されることがあります。ハッカーが狙うのは、省労力で多量のデータを盗める人が多く集まるサイト。一度の攻撃で効率よくカネになるからです」
そう解説するのは、内閣サイバーセキュリティセンター上席分析官の文月涼氏だ。もっとも危険度が高い(※ランキングは下記参照)のは、セキュリティ意識が低い大手の会員制ウェブサービス。
「大手だからといって油断できません。先日も米国で1社から30億件の流出がありました。情報を管理するサーバーからアカウントデータが丸ごと抜かれてしまうことも。さらに他のサイトでも同じIDとパスワードを使っていた場合、芋づる式にあらゆるアカウントが乗っ取られることもあります」(文月氏)
自分の手に負えなくなるのは2位のメーカー保証のない“野良スマホアプリ”も同様だ。
「メーカーがいくらセキュリティを強化しても、利用者の意思で不正なアプリやプロファイルをインストールしてしまえば意味がない。玄関の鍵を自分から外して不審者(ウイルス)を招き入れるようなもの。たちまちスマホが正常に作動しなくなり、謎のアイコンが増え続けるなどの被害を受けます」
身近なサイトが狙われる! 危険なサイト・アプリ

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