ユニクロUを22万円分買ってわかった「買うべき5選」
▼SPA!読者が買うべきユニクロUマストバイ2位
●コットンモックネックセーター(長袖)+E 2990円(+税)
春はお店にパーカーやスウェットなどカジュアルなものが並びますが、何も考えずにそれらを合わせるとついつい子供っぽく見えてしまい、「とっちゃん坊や」になっちゃうことも。そこでスーツなどでも使う「ニット」がオススメ。落ち着いたドレスライクな印象を与える春ニットを手にして見ましょう。
ただし日本は春が短い。すぐに暖かく夏の気候に切り替わるため高いお金を出して春ニットを買うのも少しもったいない。そこでユニクロの出番でございます。こちらのニット、春でも使えるライトウェイトの素材でお値段2990円。通常ニットはTシャツやスウェットなどよりも素材の単価が高いもの。格安ブランドを探しても、この値段はなかなかありません。
しかも今回、「モックネック」を採用。通常のクルーネックよりもほんのちょっとだけ首元が高く設定されているデザインです。首元が高いとドレスライクな印象が強くなります。考えてみると、スーツはドレスライクなものほど首元に高さのある服を使います。ネクタイやシャツなど、カジュアルな「クールビズ」などでは襟が寝ているポロシャツなどを使うことが多いですね。襟は高いほど大人っぽくドレスに、低いほどカジュアルにラフに見えるものです。
このニットはわずかに首元を高く設定することでドレスライクなニットをさらに大人っぽく仕上げました。だから赤や黄色などの色展開が派手めなのですね。大人っぽい要素が多いから派手色を選んでも過剰にやんちゃな印象に見えないバランスとなっているのです。
▼SPA!読者が買うべきユニクロUマストバイ3位
●ストレートアンクルチノ+E 3990円(+税)
アンクル(くるぶし丈)カットのチノパンツ。昨年春夏ユニクロは「くるぶし出していきましょう」とアンクルパンツを激推ししていましたが、今年もまだまだそれは継続。アンクルカットは下半身の中で最も細い足首を露出することで、全体をスッキリと細い印象に見せることができます。未体験の方は是非試してみてください。
こちらは肉感のあるチノ素材を使ったもの。ガッシリと頑丈で着込んでもなかなかくたびれないような素材。購入してすでに数日間履き込んでいますが、少し動きにくいくらいタフな素材で大変長持ちしそうです。
アンクルパンツは「夏場」を意識して薄い素材のものが多いですが、こうした頑丈な素材なら風も止めてくれるため今から使えます。極細シルエットですが裾が少し広めにとってあるため、わずかなリラックス感があります。スキニーと同程度の細さなのですが裾だけちょっと緩め、これでリラックス感がプラスされ「キメすぎ」な印象がなくなります。
「スキニーにシャツ」などの気取った格好に抵抗がある方は、このパンツがおすすめ。同じ極細シルエットでもほんのちょっと気の抜けた雰囲気となります。
ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag)
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