台湾地震への支援にフリーメイソンが動く!?「本の印税全額寄付」で話題の高須院長が秘密結社の意外な活動を明かす
――そもそも高須院長がボランティア活動を熱心にされるのはなぜでしょうか?
高須:いろいろ想いはあるけど、まず台湾は、東日本大震災の時に真っ先に支援してくれた日本の恩人だ。だから、その恩返しっていうのがある。僕は2年前の地震の時も、1000万円を寄付して、僕が所属するフリーメイソンのロッジによる全面援助をしたんだ。ちょうどその時、僕がロッジのトップになる昇進式があってね。その場でロッジでの全面支援を決議した。あとは、僕が僧侶だからってこともあるかな。
――えっ、高須院長って僧侶なんですか?
高須:そう、僕はお坊さんでもあるんだよ(笑)。きっかけは東日本大震災なんだ。医者っていうのは身体だけではなく心も診るものだから、身体の傷はもちろん、心の傷もある程度までは和らげることはできる。だけど、大切な人をああいう形で亡くした人たちは、亡くなった方を供養してあげなければ決して救われない。そういう点では医者は無力だ。その前年、妻と母を続けて見送った僕には、大切な家族を亡くし、立ちすくんでいる人たちの気持ちが痛いほど分かった。そんなことを感じたこともあって、僕は東日本大震災で亡くなられた大勢の方を、そして妻や母を弔うために、出家して僧になったんだ。
――お話をうかがって、高須院長の台湾地震への素早い支援の理由が分かったような気がします。
高須:もう一つ、わが家の家訓に、「この世でのお与えはみんな仏様から頂いている」っていう言葉があるんだ。この世で与えられたものは全部借り物で、死ぬ時には全部お返しする。自分の資産も肉体ですら地球に返さなきゃいけないわけ。だから僕は今、死んだ時に全部がチャラになる計画を立てている。一生懸命今を生きているうちに、すべて燃料を使い切ってしまおうってね。
<取材・文/日刊SPA!取材班>
【高須克弥】
高須クリニック院長。1945年愛知県生まれ。「YES高須クリニック」のコピーをはじめとして、日本で最も広く知られる美容整形外科ドクター。人脈は芸能界、財界、政界と幅広い。Twitterのフォロワーは30万人以上。パートナーは漫画家の西原理恵子氏。2018年3月2日、話題の新刊『炎上上等』を上梓。
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