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一流アスリートの観戦にチケットが不要! マラソン競技を東京五輪で120%楽しむコツ

 待ち構えておりますと、まずは車イスマラソンの選手たちが通過していきます。リオパラリンピックの金メダリストであるマルセル・フグ選手がフライトキャンセルのため欠場するという残念な報せもありましたが、国内外の有力選手が駆けていくさまはなかなかに壮観。車イスマラソンは男子マラソンよりもかなり速いタイムで通過していきますので、まさに一瞬の出来事といった感じです。  つづいて通過していくのが男子マラソンの先頭集団。前回優勝のウィルソン・キプサング、リオ五輪銀のフェイサ・リレサ、2017年世界選手権日本代表の井上大仁選手ら、充実の顔ぶれです。こちらは序盤からやや縦長になっての先頭集団。先頭集団の通過を3分ほどかけてじっくりと見守ります。

車イスが高性能なのでただ走るよりもめっちゃ速い

まだスタートして数分だけど早くも先頭集団は海外招待勢だらけ

「マラソン観戦が終わった……」  一般ランナーはぞくぞくとつづいてきており、そもそもまだスタート地点が混雑しているので一般ランナーの大半は走り始めてもいない段階なわけですが、これが五輪のマラソンであればもう観戦は終わりです。基本無料だと考えればこんなものかもしれませんが、それにしてももう少し五輪気分を味わいたい。ここでボーッと立っていても仕方ない。やはり電車で追いかけるしかありません。  さて、次はどこで見守るべきか。東京マラソンのコースは新宿から西へまっすぐ進んで日本橋を渡り、そこから北に向かって浅草・雷門まで行って引き返し、スカイツリーをなめるように門前仲町方面へ寄り道したあと、再び日本橋へ戻り、そこから銀座をブラブラ⇒品川方面へ南下⇒品川から折り返して東京タワーを通過⇒さらに北上して東京駅でゴール、という流れ。(詳しくはコースマップで)  東京五輪のマラソンコースはまだ正式に決まっていませんが、一部報道を参考にすると新国立競技場をスタートし、東に向かって日本橋を渡り、浅草の雷門へ向かうという序盤の流れは東京マラソンとおおむね同じ。その後、門前仲町方面への寄り道はせず、雷門から折り返してまっすぐ日本橋へ戻ると、銀座から東京タワー方面へ南下し、東京タワーで折り返し⇒東京駅通過⇒来た道を戻って西へ⇒皇居に寄り道⇒新国立競技場でゴールというものになる見込みなのだとか。  となると、まずは両方の大会でほぼ同じコースになるであろう、日本橋~浅草あたりを次の追っかけポイントとしたいもの。スタート地点である新宿・都庁前から日本橋までは約30分、浅草・雷門までは約40分の移動時間。日本橋のポイントが10キロ地点で、雷門のポイントが約15キロ地点となりますので、男子マラソンが1キロ3分ペースと換算すると「電車で行ってもワリとギリ」のタイミングです。  しかも、今回はせっかく車イスマラソンが行なわれているのですから、そっちも見たい。そうなると問題なのが、車イスマラソンは男子マラソンよりもかなり速いペースとなり、1キロあたり2分ほどで通過してしまいます。これでは電車で追いかけても全然間に合いません。困った。  しばしコース図とにらめっこした末に、今大会からのコース変更によって何度も選手が行き来することになった蔵前の交差点付近に活路を見い出します。ここだと、車イスマラソンが門前仲町方面から戻ってきて25キロを通過するのと、男子マラソンが雷門から戻ってきて16キロから17キロにかかるのとが、ほぼ同じタイミングになるはずです。移動時間にも若干の余裕が生まれますし、何となく空いてそうでもあります。よし、次は蔵前だ。

蔵前の交差点は、東京マラソンでは都合3回選手が通過する、東京マラソンの穴場観戦ポイント

25キロの給水ポイントにはかわいいボトルが並ぶ

なかには飲みかけのペットボトルにしか見えないものも。ていうか、絶対に飲みかけのペットボトル

 スタートが午前9時、先頭集団を見送ってから蔵前交差点に到達したのは9時50分頃でした。車イスマラソンの先頭集団はすでにこの地点を通過して門前仲町方面へ向かっていましたが、男子マラソンの先頭集団よりはなんとか先行することができました。先頭集団を形成する井上大仁選手・設楽悠太選手らの通過も、待ち構えて無事にキャッチ!
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実際に電車で移動してみるとそれほど余裕なし
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