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30歳社長が求める働き方「気合と根性でハードワークは通用しない」

―88世代インタビュー・日本を変える若き男たちの主張―


米重克洋氏

JX通信社代表取締役 米重克洋氏

AIで仕事を効率化すれば人は本当にやるべきことに集中できる


 社員の平均年齢は30歳。自身の年齢も30歳という若き創業者・米重克洋氏。AIを活用した「報道の機械化」サービスを手掛け、多数の大手報道機関と提携し、今話題の人物だ。

「現在はSNS上の事件・事故情報の収集サービスや世論調査による選挙予測の提供を行っています。起業の原点は運賃が高い日本の航空行政に怒りを感じ、安く利用できる航空会社をつくろうと思ったことですが、設立には膨大な資金が必要。まずはさまざまな課題を有する報道分野で起業しました」

 冷静に世の中を見つめる米重氏。同じ30歳に感じる共通点は?

「ウチの社員や私も含めた’88世代はとにかく現実主義。浮かれずコツコツ努力して夢に近づきます。同じ30歳の大リーガー田中将大投手も欠点を地道に直して実績を積み上げましたよね。起業家も私たち世代を境に変わりました。上の世代は楽天の三木谷浩史氏やサイバーエージェントの藤田晋氏など、ECやネット広告の『営業力』でのし上がった社長が目立つのに対し、同世代は『現実の課題をテクノロジーで解決したい』という志向の経営者が多いような気がします」

 社内にもそういった価値観は通底しているという。

『気合と根性でハードワーク』は通用しません。上下関係というより役割分担、頑張ったプロセスよりも結果を重視。無駄を排除することで、本当にやるべき仕事が見えてきます」

 一見クールな30歳社長。日本の報道の未来を変えるのは彼だ!

【米重克洋氏】
JX通信社代表取締役。’88年、山口県生まれ。学習院大学在学中の’08年に、JX通信社を起業。報道機関向けにAI(人工知能)を活用した速報サービスなどを展開。大手メディアが続々と導入中

― 新説 30歳が日本を救う! ―





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