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今年の夏は「ナイトプール格差」が進行中。港区女子と埼玉女子はここまで違う…

貧困女子もインスタ映えしたい!近年は格安系ナイトプールも続々誕生

 一方でリーズナブルなナイトプール施設も続々と誕生している。  東京都の遊園地、としまえん(練馬区)では、昨年、30年ぶりにエリア限定で夜間のプール営業「ナイトプール」を始め話題となったが、ナイトプールチケットは大人(中学生以上)1,500円と格安。ハウステンボスが運営する「お台場ウォーターパーク」も平日の前売り券で2,300円、休日でも2,500円に値上がりする程度で十分安い。  また、ホテル系のナイトプールでも「京王プラザホテル」、「グランドプリンスホテル新高輪」、「東京ドームホテル」などはいずれも5,000円以下の料金となっており、先述したラグジュアリー系ホテルのナイトプールと比べると、かなり割安なところが豊富にある。  埼玉県内の栄養学系の大学に通う女子大生の名倉恵さん(仮名・21歳・ドトールコーヒー店員・彼氏アリ)は、「ニューオータニは行ってみたいけど、高いし電車で1時間以上かかるのでとてもじゃないが行けない。インスタのSTORYに上げるならとしまえんで十分かな」と自らの立場を謙虚に自覚しながら今夏インスタにアップするコンテンツの計画を話してくれた。彼女が住む埼玉県の川越から坂戸エリアに住む友人は、みなとしまえんに足を運ぶ予定だという。  港区女子とさいたま女子、両者で同じプールでもこれだけ差がつくのは興味深い。  両者が仮に出会う場所があるとすれば、中価格帯のナイトプールだろう。2年前から雑誌CanCamとコラボした屋外ナイトプール「GARDENPOOL2017」を開始した東京プリンスのナイトプールの場合、平日・土日祝問わず女性4,320円(税込)、男性6,480円(税込)となっており、この辺りの価格帯が中堅的なナイトプールのポジションとなっていると言える。  今年の各ナイトプール情報が続々と解禁されているこの季節。  こうして比較してみると、それぞれ価格帯やコラボイベントなどで差別化を図っていることがよくわかるが、このように都内のナイトプール施設は多様化している現状を踏まえ事前によく調べておかないと、満足度も大きく変わってきてしまいそうだ。<文/日刊SPA!取材班>
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