更新日:2018年07月24日 21:00
ライフ

偏差値35から東大に合格した男の「努力のコスパを最大化する方法」

「一言で話せる勝利条件」が、成功への戦略をもたらす

「そうは言っても、どうすればそんな『勝利条件』を作れるの?」と悩まれるかもしれませんが、そういう時は、「一言で」ということを意識してみてください。「○○すれば勝ち!」を具体的で短い言葉で表現するのがコツです。 「あの人と仲良くなれれば勝ち!」「70点取れればゲームクリア!」といった具合です。こうした単純明快なゴールを設定できれば、忘れることもありませんし、心配な人はスマホなどにメモしておけば、常にゴールを意識しながらゲームを実践することができるでしょう。  このように、「ゲーム式習慣術」の本質は、「物事の明確化」に他なりません。目標なくだらだらと行動しないように明確な「勝利条件」をつけることで、自分の合理的な行動を明確化することができます。これこそが、「ゲーム化」の一番のメリットなのです。  勝利条件を明確にし、目標から逆算すると、さまざまな選択肢が存在することに気づくはずです。たとえば、「北海道まで行く」というゴールがあれば、「飛行機でできるだけ早く行こう」とか、「時間に余裕があるから、船でのんびり行こう」といった選択肢が浮かびます。  このように、まずはわかりやすい勝利条件を設定したうえで、浮かんでくるさまざまな選択肢から選んだり組み合わせたりして、自らの行動を考えていきましょう。そうすれば、これまで以上に素早く、そして確実に目標を達成することができるはずです。
(にしおか いっせい)東京大学3年生。偏差値35から2 浪後なんとか東大に合格。現在は東大書評誌『ひろば』編集長、「ドラゴン桜2 東大生プロジェクト『東龍門』」のプロジェクトリーダーなどを務める。著書『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』が12万部を突破。最新刊『東大式習慣「ゲーム化」でラクラク身につく<最強の効率術>』が発売中
1
2
東大式習慣「ゲーム化」でラクラク身につく<最強の効率術>

偏差値35からはい上がった東大生が「<最強の効率>を生み出す習慣」を初公開! 落ちこぼれだった著者はいかにして「大逆転」を果たしたのか?

おすすめ記事