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タダで観戦できる五輪種目、プールでなく海でやる競泳が穴場でおもしろい

穴場要素十分! 楽しみ方次第で十分に満足できる

 ときにクロール、ときに平泳ぎ、ときに背泳ぎと泳法を使い分けながら、波をかきわけて選手は泳ぎます。2時間弱の長い戦いですが、トップグループは前を行く選手が見える程度の距離で競り合っています。さっき流されていたA選手は、その後ブイと間違えて赤いジャケットの係員を目指してしまうというアクシデントもありながら、トップを快泳。それに迫るように女子選手が追いすがるなど、勝負としても大いに盛り上がっている様子(姿はよく見えないし、状況もよくわからないが雰囲気で何となく)。  陸上のマラソンもいいものですが、競泳のマラソンというのもまたいいものだなと思います。やはり、疲労困憊で頑張る選手の姿を見るのは楽しい。応援のしがいもありますし、自然と愛着もわいてきます。7.5キロの部で、途中までずっと女子の先頭を泳いでいた選手が、後半にバテて失速し、後続にかわされるところなど、よく見えませんでしたが、すごく熱いバトルでした!

ゴール時は周回コースとは別にあるゴールゲートに入る

競泳のタッチのように、ゲートの板を叩くとゴールなのですが……

みんなで同じところを叩くものだから、叩きすぎて板が割れました!

 何がどうなってたのか、正直レースの展開はよくわかりませんでしたが、マラソンで沿道に立つときもラジオやワンセグテレビを活用しながら応援するのが一般的。オープンウォータースイミングも五輪では何らかの中継がされるでしょうから、そちらを活用すれば、現地観戦も十分に楽しめるのではないでしょうか。少なくとも、ヨットよりは肉眼で見えるぶん面白味を感じられるでしょう。ほとんど情報ナシの状態でも、一応どの人物が1位かくらいはわかりましたので。(※A選手なのかB選手なのかC選手なのかを判別するのは困難だが……)  日程的にも、競泳で池江璃花子さんとかの活躍を見守って盛り上がったあとの、最後のオマケのようなタイミングでの実施となると見込まれるこの種目。プールでやる競技は見られなかったけれど、「一応競泳見たわ」という思い出作りには最適ではないでしょうか。幸いなことに、観衆らしい観衆は現時点ではほとんどいないみたいですし、いい位置で見られるいい穴場な気がします!

競技終了後はブイのお片付け。結構大きいんですね!

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