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年老いた親のカネは子が管理すべき。定期預金はさっさと解約を

 実家に眠る貯金、生命保険、投資信託etc. 親の資産を守るため子は何をすれば良いのかハウツーを紹介する。

引き継ぎ

イラスト/さとうただし

親の定期預金口座は百害あって一利なし!?


 親の資産について確認するのはもちろん、すぐにでも“引き継ぎ準備”に着手したほうがよい。「さすがに気が早いのでは」と気がとがめるかもしれないが、親が思いがけず早く亡くなったり、認知症になったりしてからでは手遅れになることも多いのだ。

 まずターゲットにすべきは、親の銀行口座。それも「定期預金口座」である。

「この超低金利のご時世、定期預金はさっさと解約して普通預金に預け替えるのが吉。というのも、子供が親の定期預金を解約するには委任状が必要なので、委任状を用意する前に親が認知症になったりすれば、原則としてお金が出せなくなってしまうからです」(自身も「親のカネ」で多くの苦労をしたルポライターの永峰英太郎氏)

 介護が必要になったとき、肝心の親のお金が使えないと、相続以前に自分の家計が破綻しかねない。

 満期になったままほったらかしで、親もその存在を忘れているような定期預金の口座が存在することもよくあるそうなので、見落としのないよう気をつけたい。ゆうちょ銀行の古い定期預金(’07年9月以前に預けたもの)のように、一定期間を経過すると権利が消滅(!)してしまうものもある。古い満期通知状がどこかに保管されていないか本気で捜してみよう。また、近年高齢者の利用も増えつつある「ネットバンク口座」の存在も忘れがちなので要注意だ

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延々と年会費を払っていることも

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