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二日酔い防止に役立つテクニック 複数組み合わせれば効果あり!?

お酒に酔いやすいあるあるは本当か?

 ストローで飲むと酔いやすいというのも間違いと言われています。ただ、これに関しては実際に酔う現象に遭遇したことが何度もあるので、半信半疑という所。あまり強いお酒を無理にストローで飲むのは避けたほうがいいかもしれません。  気圧が低いと酔います。富士山の頂上で酒盛りをしたとき、ビールしか飲んでいないのに想像以上に酔って驚いたことがあります。飛行機の中も気圧が低くなっており、酔いやすいと言われています。実際に事件も頻繁に起きていますね。先日(10月5日)も、ANAのパリ支店長が自社のビジネスクラスに乗ってワインを6杯飲んで酔っ払い、近くの女性に頸椎捻挫のけがを負わせました。航空会社で出世している人でもコントロールがきかなくなってしまうのが怖いですね。  ちなみに、気圧が低いために酔うメカニズムは低気圧による血管拡張やアルコール分解に使われる酸素濃度の違いといった説がありますが、明確には解明されていないようです。

高所やフライト中など、低気圧の状態でお酒を飲む際は注意が必要です

 寝不足やストレスも酔いを加速します。飲み会を避けられないなら、なんとか午後に昼寝の時間を確保しましょう。スポーツジムやサウナに行くのも最高ですが、その際はいつもより多い水分補給を心がけてください。

二日酔いを避けたいなら飲んで帰ってもすぐに寝ないことが重要

 翌日つらい二日酔いも避けたいところです。そもそも、前述のテクニックを使って酔わなければ二日酔いにもならないのですが、ちょっと飲んでしまった場合に備えたテクニックを紹介します。何より、すぐに寝ないことが重要です。  酔っていれば幸せですし、眠りたいでしょうし、翌日も早いかも知れません。それでも起きたままアルコールを分解してから寝るのと、即寝では翌日の体調が違います。寝ているときは、起きているほどアルコールを処理できないのです。飲酒運転の事例では、前日の晩に飲んでたっぷり睡眠を取った翌朝に摘発されていることがよくあります。起きていればなんと言うこともない量でも、寝ていたので分解しきれなかったのです。寝る間に1時間白湯を飲みながらゆったり過ごせば、睡眠の質を少しは改善できますし、二日酔いになる可能性も抑えられるので覚えておきましょう。

帰宅したら寝る前に白湯を飲みながら一息つくと、二日酔いを抑えられます

 個人的にはサプリや薬などにあまり頼らないほうがよいと思います。特に、頭痛がするからとアルコールと鎮痛剤を飲むようなことは避けましょう。アルコールを分解すると謳っているドリンクも、先に飲んでしまうと結局飲む量が増えてしまう可能性があるので、中盤もしくは飲み会が終わった後に飲むことをオススメします。  今日から、上記のテクニックのうち少しでも実践し、カラダを大事に飲みましょう。末永くお酒を楽しむために、普段からの心がけが重要です。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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