更新日:2017年12月19日 20:38
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二日酔いのときに“絶対にしてはいけない”4つのこと

年末年始はついついお酒を飲み過ぎてしまうもの。翌朝、起きてみると二日酔いに…なんて経験が一度や二度はあるだろう。「二日酔い」対策として、絶対にしてはいけないことを内科医に聞いた。 二日酔い

サウナやランニングで汗を流すのは逆効果

 サウナやランニングによる清々しい汗で、アルコールも一緒に排出されると思うのは間違いだ。むしろ体内の水分量を減らすことは「二日酔い」を悪化させる。 「サウナに入ることで、血行が良くなり体内のアルコール分解が活発になると言われますが、これは間違いです。お酒を飲んだあとにサウナやお風呂に入ることは、血中アルコール濃度を上昇させるため、若くても脳卒中になってしまう危険性を高めます。二日酔いにはまず水分摂取をすることが大切ですが、サウナやランニングは水分を排出するという逆の行為をしているのです。  さらに、二日酔いの時点でカラダは脱水症状を起こしています。脱水症状ではアルコールが分解されにくくなり、血液はドロドロに。心臓にも負担がかかるので、飲酒後のサウナは絶対に避けましょう。一般的に、アルコールの9割が肝臓で分解され、残りの1割が呼気、発汗、排泄で体外へ出ていくと言われています。汗をかくことで体内の不要物が一緒に流れ出ていくイメージがありますが、飲酒後や二日酔いに関しては逆効果。体内に取り込まれたアルコールの一部は汗で排出されますが、すべてのアルコールを排出することはできません」
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アルコールとカフェインは同時に摂取しない
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