立ちションで、スマホにすぐ罰金通知が!? 中国の顔認証AIが恐ろしいことに…
人工知能(AI)など先端テクノロジーを駆使して人々の顔を判別する、「顔認証システム」の普及が日本でも徐々に進みつつある。
「実は渋谷ハロウィーン事件の逮捕にも活用された」と噂されるほどだ。これに関して警察は明言していないが、羽田国際空港などの出入国ゲートに設置されたり、昨年11月末には、セブン-イレブンが「無人コンビニ」の実験店舗を設置。入店や決済を顔認証で行うテストを開始した。一方、和歌山県では、“顔パス”でさまざまなサービスが受けられるよう、1月から県内の飲食店やホテルで実証実験が開始される予定だ。
世界に先駆けて顔認証の導入が進んでいるのが中国だ。中国政府はすでに国民13億人全員の顔データベースの構築を終え、何万人もいるライブ会場から指名手配犯を見つけるなど成果を上げている。ビジネスの場でも顔決済が急速に普及中だ。
「ここ1~2年で一気に街に防犯カメラが増えました。パトカーの屋根にカメラが搭載されるのはわかるけど、タクシーも外向きにカメラがつけられている。どうやら地元警察がタクシー会社に搭載を義務づけたらしい。動く防犯カメラが常に通行人の行動を監視しているという状況です」(上海在住の日本人駐在員)
中国随一のハイテク都市・深圳ではもっと恐ろしい試みが。現地に住む日系IT企業の社員は言う。
「防犯カメラで瞬時に違法行為を捉え、処罰するシステムを深圳の警察は考えているそうです。例えば酔って路地裏で立ちションをしたら、即座にスマホに罰金納付のQRコードが届くようになる。今年からもう始まるんじゃないですか」
すでにディストピアに突入か!? <取材・文/週刊SPA!編集部>
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