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常にアップデートし続ける岡村靖幸(シンガー・ソングライター)の現在地

 岡村靖幸ほど「唯一無二」という言葉が似合う男もいない。30年以上にわたるキャリアの中で、ずっと色褪せず、常に新しいものを音楽シーンに提供し続けている。昨年は人気アーティストとの意外なコラボや、結婚をテーマにした対談本を上梓するなど世間を騒がせたばかり。そして、今年1月には2年5か月ぶりにニューシングル『少年サタデー』をリリース。53歳の今も間違いなく進化し続ける岡村ちゃんの現在地に迫った。

岡村靖幸

「レコーディングは常にしてます。ほぼ毎日」


――「少年サタデー」は、『王様のブランチ』の主題歌として書いたんですよね。

岡村:はい。オファーがあって。番組のイメージに合うように主題歌を書いてほしいと。それで、どういう曲調で、どういうテンポでとか、そういうのをいろいろ確認して、ニーズに応える形で作った感じですね。「朝遅めのお昼の情報番組で流れるイメージで」と言われたので、そこも意識しました。

――現在は「この時期に曲を作ろう」とか「この時期にリリースしよう」という活動のスケジュールを、どのように組み立てているんですか?

岡村:レコーディングは常にしています、ほぼ毎日。それがいつのまにかリリースされてる、という感じです。今は、何をいつ出すかというのは、僕よりもスタッフのほうが思惑があるのでそういうことの設計図は、スタッフが担っている感じです。ほかのアーティストだとそのへんもけっこう自分で考えて決めている人もいると思うんですけど、僕はそんなでもないんです。

――岡村さんのキャリアのなかでも、一番働いているのが今なんじゃないかなって思うんです。リリースにしろ、ツアーをするにしろ。

岡村:どうなんでしょうね。ツアーっていうのは1、2年先のことまで決まっているんです。僕の知らないところでいろんなことが決まっていて、そういうことをスタッフが動いてくれてるので、そう見えるのかもしれませんね。

――安定してリリースやツアーができている今の状況は、岡村さんにとって心地いい環境ですか?

岡村:いい環境だとは思います。ただ、さっきも言った通りセルフプロデュースみたいなことをやる人は全部自分でスケジュールや展開、レギュラーの仕事も自分でとってきたり考えたりするらしいから、そういう感じは自分にないのですごいなとも感じたりしています。

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いろんな世代の人と組むと自分のアップデートになる

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少年サタデー

TBS『王様のブランチ』のオープニング曲の依頼を受けて書き下ろした表題曲のほか、’88年リリースのシングル「スーパーガール」の新バージョン2曲と、新曲「セクシースナイパー」の全4曲が収録されている





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