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平成最後に読むべき既成概念を覆す本 BEST 5/倉山満

『誰も知らなかった 皇帝たちの中国』 岡田英弘/ワック/1008円 『誰も知らなかった 皇帝たちの中国』「日本人からすると、虚実ない交ぜの印象が強い中国。現代ではなく、前近代の5人の皇帝の生涯をひもとくことで、未見の中国が知れます」。科挙制度が中国に果たした役割、街を囲む壁は何を意味するのかなど。中国人も知らない!? 情報が満載。 『昭和12年とは何か』 宮脇淳子、倉山満、藤岡信勝/藤原書店/2376円 『昭和12年とは何か』盧溝橋事件、通州事件、上海事変、正定事件、南京事件が起き、支那事変(日中戦争)も始まった昭和12年。「この年を改めて世界史の中で俯瞰し、専門領域を超えた研究者たちと追究。学際的な切り口は、歴史書においては極めて異例です」 【倉山満】憲政史家 ’73年、香川県生まれ。中央大学文学部卒。憲政史研究者。著書に『嘘だらけの日米近現代史』『嘘だらけの日中近現代史』『嘘だらけの日韓近現代史』(ともに扶桑社)など ― 平成最後に読むべき本 ―
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嘘だらけの日独近現代史

世界大戦に二度も負けたのに、なぜドイツは立ち直れたのか?

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