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毎月赤字続きで貯蓄ゼロだった専業主婦が、マイホーム購入できた方法

 大論争を巻き起こしている「老後資金2000万円問題」。遠い先の話と思わず、今から対策を講じないと、老後を乗り切れないことだけは確か。ならば、どのようなアプローチがあるのか。 老後資金の稼ぎ方・づん

貯蓄ゼロからマイホームを購入。手書きアナログ家計簿の魔力

 デジタル全盛のなか、手書きの家計簿がにわかに注目を集めている。それが、「づんの家計簿」だ。考案者は島根県在住、公務員の夫と3人の子供と暮らす専業主婦のづん氏。 「家計簿をつけてから生活費は15万円から10万円に、3分の2になりました。昨年には念願のマイホームも購入したんです」と話す。 「結婚を機に家計を任されるようになったものの、毎月赤字続きで貯蓄ゼロ。さすがにまずいと思って、家計簿をつけ始めましたのがそもそもの始まりでした」  ’15年に自作の家計簿をSNSに投稿すると話題に。やがて出版社の目にとまり、著書は累計30万部のベストセラーとなった。 「づんの家計簿」では勘定項目の仕分けをせず、野菜ひとつまでその日に買ったものを「ひたすら書き出す」のが特徴だ。 「手を使って書き出すことで、いかにムダな出費をしているか可視化できるようになりました。ムダを見つけて、罪悪感を覚えたらしめたもの。月の予算枠を決めて自分が納得したもの、本当に欲しいものは惜しまず買うので、1円単位の節約のような我慢や苦しさはありません」
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ムダが省かれ、気づくと時間にも余裕が生まれた
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