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1時間200円のネットカフェに住んで2年目…年収100万・41歳の生活

年齢を重ねるほど過酷さが増す「住所不定」の中高年に密着!

ネットカフェ

仮住まいのはずが……ネットカフェに2年定住!

 世の中に報われない努力があるのは事実だ。しかし、貧しい生活を強いられる状況は「努力不足による自己責任」と言い切れるのだろうか。週刊SPA!9月10日号に掲載された特集「年収100万円の衝撃」では、日雇い労働などの不安定な雇用と低賃金を理由に、本来なら寝泊まりが禁止される貸倉庫ゴミ屋敷化したネットカフェに住む人々の存在を報じ、読者から「貧困は自己責任」、「役所を頼れ」といった厳しい声が多数寄せられるなど、多くの反響を呼んだ。 【過去記事】⇒年収100万円台の衝撃。トランクルーム1畳半に住む40代に聞いた 「派遣や契約社員を含め非正規労働者は労働人口の約4割と年々増加しています。特に現在の30代後半~50代は就職氷河期世代だけに、その割合は高い。中年フリーター、日雇いなど低賃金で厳しいけれど食べられる状況にはありますが、“定職”ではないため、何年働いても技術や知見がつかない、通称『非熟練労働者』なんです。  そんな人たちが就職できるか、と問われたら難しい現状がある。彼らは高給な仕事を奪い合う残酷な椅子取りゲームに参加させられ、競り負けて貧困に陥った人たち。こんな社会状況で“自己責任”と切り捨てられるのはおかしなことです」  と語るのは、貧困問題について年間500件の相談を受ける社会福祉士の藤田孝典氏だ。 「失業しても、家さえ失わなければ生活を立て直すことは可能です。しかし、一度ネットカフェ暮らしや車中泊を始めて住所不定となると新たに住宅を契約することは難しく、そこから這い上がるのは困難なんです」

低賃金を捨て上京しても貧困暮らしは続く

 都内のネットカフェを転々とし漂流生活を送っている山形県出身の森和也さん(仮名・41歳)は、まさに当事者の一人。高校卒業後に就職したホテルが倒産し肉体労働を転々とするなか腰を痛め、38歳から中年フリーターに。 ===== <森和也さんの漂流年表> 18歳 高校卒業後、地元のホテルに就職 27歳~ 両親が相次いでがんにより他界 30歳 ホテルが倒産。肉体労働に転職 34歳 椎間板ヘルニアで入院。貯金が底を突く 38歳 夜勤バイトを始めるが腰痛が悪化 40歳 新天地を求め上京。日雇いで働く ===== 「地元では仕事もないから東京に出てきました。ネットカフェは本来1~2週間程度の“仮住まい”のはずでしたが、正社員にはなれずもう2年目を迎えます」
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“自宅”は1時間200円の店
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年収100万円で生きる-格差都市・東京の肉声-

この問題を「自己責任論」で片づけてもいいのか――!?
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