年収は290万円…42歳の独身男性が後悔している選択「ブラック臭が漂う小さな会社にしか採用されない」
―[年収300万円家族の苦悩]―
過去に反響のあった週刊SPA!内の特集「年収300万円家族の苦悩」を会員限定で再公開。不景気&値上げで苦しい今の時代にも役立つ情報をお届けする。(初公開日2018年12月10日 情報は取材当時)
* * *
15%を超える貧困率(等価可処分所得が中央値の半分を下回る相対的貧困者の割合)が社会問題となっている日本だが、その予備軍の増加も深刻化している。“ほぼ貧困”状態にある[年収300万円家族]のリアルに迫った――
年収300万円未満で暮らす「単身者」の苦悩とは?
新規会員登録(無料)はこちらから>>>
すでに会員の方はこちらからログイン>>
「その出来事が職歴に大きく響き、以来、常に求人募集をするブラック臭が漂う小さな会社にしか採用されなくなりました」
離職率が異様に高いろくでもない職場だけに正木さんも長続きせず、数年で職を転々とするように。年収もそのたびに下がり、とうとう300万円を切ることに。
「現在の会社は勤めて2年目ですが、月給は入社時から200円しか上がっていません。下がらないだけマシだと思うしかないです」
まったく上がる見込みのない年収。そんな正木さんの懐をさらに苦しめるのが、母への仕送りだ。
1
2
この特集の前回記事
ハッシュタグ