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2700曲もアレンジした人気編曲家・船山基紀、最初の一曲は超有名アーティストのデビュー曲だった

―[クリスのお宝箱]―
(船山基紀編Part2) アナログ盤、CD、DVDなど約2万枚以上を所有(現在も収集中)。アーティストからも認められるほどの大の音楽ファンのクリス松村が、秘蔵のコレクションからとっておきの1枚を披露!  私の秘蔵レコードをかけながら、素敵なゲストと、とっておきのトークを繰り広げる音楽番組『ミュージック・モア』でMCを務めているクリス松村です。前回に続いて、編曲家・船山基紀さんのお話です。

『ヒット曲の料理人 編曲家・船山基紀の時代』という本も出した船山さん

 かつて『クイズ・ドレミファドン!』という人気番組がありましたが、なかでも人気だったのがイントロクイズ! 超イントロになると、たった0.3秒! それでも名曲というのは耳の奥に残っています。編曲家って、どんなに時代が過ぎても私たちの耳に残るステキなお仕事だと思います。

船山基紀の原点の曲は中島みゆきだった!?

 船山基紀さんが編曲の世界に入ったのは1975年ごろで、ヤマハのポピュラーソングコンテスト(通称:ポプコン)が人気の時代でした。 「譜面が書けるアレンジャーが足りなかったことで、ヤマハで仕事をすることになったんです。その時、新人だった中島みゆきさんと出会い、デビュー曲の『アザミ嬢のララバイ』をアレンジしたのが、編曲家になるきっかけでしたね」という船山さん。

中島みゆきさんのデビュー曲『アザミ嬢のララバイ』

 中島みゆきさんのセカンドシングル『時代』のアレンジも手がけ、人気の編曲家へと駆け上がっていった船山基紀さんは、いままでに2700曲以上を世に送り出しているんですね。

野口五郎が世界のギタリストと共演した知られざる名曲は?

 野口五郎さんの知られざる名曲の中に、船山基紀さんが手がけた私が大好きな曲があるんです。それが『女になって出直せよ』(1979年発売)。このイントロが、とってもカッコイイ! 「これはロサンゼルスのスタジオで録音したんです。野口さんがアメリカのギタリストと一緒にレコーディングをしたいというので……。ジャズ・フュージョン界を代表するギタリストのラリー・カールトンをお呼びしてレコーディングをしました。クリスさんが、このレコードに注目してくれてうれしいですね!」

私の好きな野口五郎さんの『女になって出直せよ』も船山さんのアレンジです

 ギタリストとしての野口五郎さんが、この一枚から始まっていくんですね。  ちなみに、この日の番組本編のゲストは『ペガサスの朝』の大ヒットで知られる五十嵐浩晃さん。カーリーヘアがトレードマークだった五十嵐さんも、いまではダジャレ好きの中年シンガーに! 「昔は、カーリーヘアでしたね!」と聞いたら、「今は、かーるいヘアですよ」ですって。苦笑するしかなかったけれど、歌声はあの日のままでステキでした。  五十嵐さんや船山さんのステキなお話は11月16日放送の番組を、どうぞご覧ください!
―[クリスのお宝箱]―
タレント、音“楽”家(おんらくか)。 邦楽、洋楽問わず、音楽好きが高じて、番組出演にとどまらず、テレビやラジオの番組監修、構成、音楽解説なども手掛ける。TOKYO MX『ミュージック・モア』(毎月第1・第5土曜日午前11時30分放送)ではレギュラーMCを務める。
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