更新日:2023年05月18日 16:12
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世界唯一のジャンボ機ホテルに宿泊、1泊朝食付きで6565円と破格だった

北欧内ならラウンジが使えるスカンジナビア航空のプレミアムエコノミー

ストックホルム行きスカンジナビア航空719便

ストックホルム行きスカンジナビア航空719便

 ヘルシンキとタリンで年末年始を過ごした後は、飛行機でノルウェーのオスロへ。利用したのはストックホルム乗り継ぎのスカンジナビア航空で、片道2万4230円のプレミアムエコノミー。直行便の安い航空券もあったが、前年の世界一周で同じエアラインのストックホルム~オスロのエコノミーに乗っていたこと、そこまで高いわけでもなかったので比較のためにワンランク上のクラスにしてみたのだ。
エコノミーと同じだったプレミアムエコノミーの座席

エコノミーと同じだったプレミアムエコノミーの座席

機内食のラップサンド

機内食のラップサンド

 しかし、ビジネスクラス同様にヨーロッパ内の短距離路線ではなんちゃってプレミアムエコノミーで座席の仕様はエコノミーと同じ。違いを挙げるとすれば、機内食としてトルティーヤで具材を巻いたラップサンドが出たくらいだろうか。
ストックホルム空港のSASラウンジ

ストックホルム空港のSASラウンジ

 ただし、保安検査場の優先レーン通過(※北欧、ヨーロッパの一部空港)や優先搭乗に加え、ラウンジが利用できた点はかなり評価できる。あくまでスカンジナビア航空が運営するヨーロッパ内のSASラウンジに限られるようだが、北欧らしく家具な内装にこだわった空間になっており、ついつい長居したくなる居心地のよさだ。
ストックホルム空港のSASラウンジ

料理は野菜中心

 食事はガッツリ系のメニューが少なく、男性には物足りないかもしれないが野菜を中心としたサラダメニューが充実。女性や健康が気になる方にはいいかもしれない。  ヘルシンキ発の飛行機が1時間ほど遅れたがストックホルムでの乗り継ぎ便には余裕があり、そもそもラウンジが使えたので遅延によるストレスはそこまでない。特に出発時刻が遅れた場合、搭乗ゲート付近は混雑して座る場所が確保できないことも多く、ラウンジが利用できると非常に助かる。  ストックホルムからのフライトは定刻通りの出発で、遅れることなくオスロに到着。ストックホルムやヘルシンキと同じく思ったほど寒くないのはありがたい。前回の世界一周でも滞在し、まさか2年連続で来ることになるとは思っていなかったけど。(つづく) <TEXT/高島昌俊>
フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。3度の世界一周経験を持ち、これまで訪問した国は50か国以上。現在は東京と北海道で二拠点生活を送る。
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