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こんなキャバクラではもう働かない。キャバ嬢たちの怒りの声

元ヤン嬢と元ヤン店長の大乱闘で…

 黒服がキャバ嬢と付き合い、売上や成績を管理する「色恋管理」はキャバクラではたまにあることだ。だが、中にはその関係がこじれてとんでもない修羅場に発展することも……と語るのは、神奈川県のキャバクラに勤務するセリナさん(仮名・28歳)。 「土地柄のせいか、キャストや黒服の元ヤン率は結構高いですね。前に働いていた店の店長はナンバー2のMさんと付き合っていたんですが、店長の女癖が悪くて2人ともよく店でケンカしていました。そんなある日、2人が同棲している家で大喧嘩したそうで……なんと店長がMさんをボコボコにした挙げ句、部屋の2階のベランダから突き落としたそうです。  Mさんは身体中青あざ、足首捻挫の大怪我でしばらく店を休むことになったのですが、問題はMさんが傷だらけの身体の写真を店の写メ日記に『これから警察に行きます』とアップ。 ケンカ 当然、お客さんの間でも噂が広まってしまい、一気に店から客が離れてしまいました……。売上も落ち込み、私もお客さんに『もう、あの店は辞めるから次のお店に来てほしい』と言うしかありませんでしたね。その後の2人は店長がMちゃんに『責任とって結婚するから』とプロポーズしてそれ以上口外されずに済んだそうでが、それでOKするMさんもヤバ過ぎですよね……」  キャバ嬢から見て「働きたくない」と思うキャバクラを紹介したが、客からしても“地雷店”であることは間違いない。最近のキャバクラ業界はホワイトになったと筆者的には感じているが、今でもこのような店がたくさんあるのも事実だろう。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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