この内容で1万2000円!異様にお買い得な「Fire HD 8タブレット」の使い勝手は?
ブラウザはAmazon純正の「Silkブラウザ」を利用する。残念ながらChromeブラウザなどはアプリストアで公開されていないので、「Silkブラウザ」でブラウジングすることになる。
この「Silkブラウザ」は、ブックマークや履歴、ダウンロードの管理ができるだけでなく、プライベートタブ機能も用意されており、怪しいサイトを開くときに履歴を残さないようにできる。モバイルサイトとPCサイトを切り替えられるので、PCブラウザでないと動作しないSaaSサービスも利用できるなど、最低限の機能は搭載されている。
もちろん、電子書籍の閲覧デバイスとしても活用できる。ページ送りもサクサクで、もちろんフルカラー表示なので、雑誌の閲覧も快適だ。
TwitterやFacebookといったSNSアプリも用意されているので、ブラウザからサインインしなくても手軽に投稿をチェックできる。また、App StoreやGoogle Playと比べれば数は少ないが、一応ゲームも登録されている。マルチプラットフォームのゲームもあり、アカウントを引き継げることもある。高いグラフィック性能を要求するゲームはちょっと厳しいが、普通のゲームであれば問題なく動作する。
専用のワイヤレス充電スタンドも発売されているので、一緒に購入してみた。「Fire HD 8 Plus」を縦にも横にも設置でき、このスタンドは、Qiによるワイヤレス充電が可能。載せるだけでいいのはとても便利だ。
スタンドにセットした状態でも利用できるので、動画の視聴時などにバッテリーの残量を気にせず楽しめるのはありがたい。卓上カレンダーや置き時計として活用することもできるだろう。
もちろん、音声アシスタントの「アレクサ」も利用できる。「アレクサ、ラジコをかけて」でラジオアプリで再生がスタートする。この状態だとHDスクリーン付のスマートスピーカー「Echo Show」とほとんど同じことができる。スマートスピーカー「Echo Show」の価格は、「Fire HD 8 Plus」本体と充電スタンドを合計した金額に近いので、それなら取り外せて自由に使えるタブレットのほうが便利かもしれない。
Androidタブレットではないので、そこは理解しておく必要はあるが、できることとできないことを把握していれば問題なし。ニーズに合うなら、性能に比べて、1万1980円という価格は激安と言っていい。スマホとは別にタブレット端末を物色していた人は、「Fire HD 8 Plus」も検討してみよう。
「アレクサ」を使えるからスマートスピーカーにもなる!
―[デジタル四方山話]―
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる 1
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