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東大の成績上位層が「自分は頭が悪い」と公言する合理的な理由

 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。

「自分は頭が悪い」と自信を持って言える人こそ…

 突然ですが、みなさんは「頭がいい人」って、どんな人だと思いますか? どんな計算でも瞬時にやってしまう人でしょうか? それとも、どんなことでも知っている人でしょうか? 東大 僕が考える「頭がいい人」は、「自分は頭が悪いよ」と胸を張って言える人です。元々の知識量などはまったく関係ありません。「頭が悪い」ということを公言して、何事も聞いてくる人ほど、「あぁ、彼/彼女は頭がいいのだな」と感じさせられます。  むしろ「自分は頭がいいです」という顔をして歩いている人ほど愚かな人はいないと考えています。  今回は「頭が悪い人」ほど頭がよくなるチャンスに恵まれているかもしれない理由を解説していきたいと思います。

「頭が悪い」というのはどういう状態なのか?

 そもそも「頭が悪い」というのはどういう人を指すでしょうか? これはわりと多くの人で共通した答えが出ると思います。たとえば、「何も知らない人、知識がない人」などは「頭が悪い」と感じられがちなのではないでしょうか?  しかし、この「頭が悪い」という経験は別に誰かに限った話ではありません。むしろ、全人類等しく共通して体験しているでしょう。なぜなら生まれたときから何事かを知っている人などいるはずもないからです。  極端な話をすれば、生まれたときはみな同じく「頭が悪い」のです。
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「知識の詰め込み」も実は大切な理由
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