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『ドラゴン桜』東大生も納得した「苦もなく、努力ができてしまう人の特徴」

 現役東大生の布施川天馬と申します。学生生活の傍ら、ライターとして受験に関する情報発信などをしています。

東大生はジョークにも頭のよさが滲み出る

東大 皆さんは、冗談を言うことは好きですか? 英語圏などではジョークは一種の文化になっていますが、そのような文化がない日本でも冗談を言い合うことは日常茶飯事かと思います。  面白い冗談を言うことができる人はユーモアにあふれていて憧れますよね。天性の笑いのセンスを持っている人などは、どうやってそのセンスを身に着けたのでしょうか。  お堅いと思われがちな東大生ですが、実は僕らも冗談は大好きです。意外に思うかもしれませんが、東大構内を歩くと、あちらこちらで冗談を言い合って笑いあっている学生たちをたくさん見ることができます。  もちろん、授業中にだって冗談は登場します。生徒のプレゼンや教授の講義中にも、ちょっとしたジョークを挟むことで場の空気はなごみます。  そして、東大生のジョークを聞いていると、やっぱり頭がいいんだなと思わされることもたくさんあります。

自分が興味を持った分野は徹底的に掘り下げる

 そんな知識、どこで得たんだと思わされるようなマニアックな事柄を引き合いに出してきたり、今どうしてそんな発想が出てくるんだと驚かされたり、とにかくあの手この手を使って笑わせてきます。  東大生は世間から「くだらない」と思われるようなことについても深堀りすることをまったくためらわないのです。自分が面白いと思ったことは、ほかの人にどう思われようと、限界まで掘り下げようとします。  落ちこぼれが東大受験を志すマンガ『ドラゴン桜』の一幕にも、そんな東大生の一面がよくわかるシーンがあります。一念発起して東大を目指す元落ちこぼれの水野直美でしたが、最近は成績も振るわず、スランプに陥っていました。  そこで、ある模試の会場で出会った東大合格間違いなしの超天才である大沢賢治を呼び出して、「勉強が嫌になったことはないか」と問いかけました。すると、彼は「そんな状態になったことはない」と答えます。  自信を持ってそう答える彼のルーツは、意外なところにあったのです。
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【マンガ】『ドラゴン桜』で描かれた「苦もなく、努力ができる人の特徴」①
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1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa

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