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YouTube2020年を総まとめ へずまりゅう“迷惑系YouTuber”から大物芸能人も

2020年のYouTube事件簿<前半戦>

はーちゃんねる

川口春奈のYouTubeチャンネル「はーちゃんねる

<1月> ▼テレビ局が公式YouTubeに注力 番組オフショットなど、YouTubeならではのプラスアルファの価値を提供。また、テレビ朝日は、弘中綾香など自社の人気アナを起用したオリジナルコンテンツを制作。 ▼女優・川口春奈がチャンネルを開設 31日に自身の公式チャンネル「はーちゃんねる」を開設し、初回から「実家に帰る」生配信を実施。その他、メイク術、車を運転する動画を公開するなど、飾らない“素の姿”が見られると人気を集めた。約4か月で登録者100万人を突破。 <2月> ▼江頭2:50がチャンネルを開設 9日目にして早くも登録者数が100万人を突破するほどの人気ぶり。コストコ爆買いや小顔矯正に挑戦。 <4月> ▼「〇〇の息子です」動画が問題に 新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった岡江久美子の訃報が流れた後、「息子」と名乗る動画がYouTubeに数多く投稿される。その後、芸能人の事件や不祥事の際にも投稿が続く。 ▼TKO木下、YouTuberデビューするものの振るわず 後輩への暴行問題により事務所を退社したTKO木下がYouTubeをスタート。最初の動画では3分間にわたり、騒動について陳謝、所属事務所からの独立、お笑いへの渇望、相方への思いを述べた。だが高評価6000に対し低評価は30万超という結果に。 <6月> ▼石橋貴明がチャンネルを開設 3日間で登録者100万人を突破。『みなさんのおかげでした』ディレクターのマッコイ斎藤氏をブレーンに据え、テレビに引けをとらないオリジナル企画の数々を打ち出している。

2020年のYouTube事件簿<後半戦>

<7月> ▼「迷惑系YouTuber」が後を絶たず その名の通り迷惑行為を繰り返すYouTuber。代表的な存在に愛知県内のスーパーで会計前の魚の切り身のパックを開けて食べる様子をアップしたへずまりゅう(後に窃盗容疑で逮捕)が挙げられる。 <8月> ▼ファミリー系YouTuber・なーちゃんの息子が引退 昨年は一大トレンドであったキッズ向け・ファミリー系の動画を投稿していたYouTuber。息子の成長とともに、負担が大きくなるとして8歳で動画出演を卒業。現在はキッズ向けアニメチャンネルとしてリニューアル。 <10月> ▼すしらーめん・りくが活動休止 登録者数国内12位の527万人を擁し、大規模な工作や実験で海外からの人気も高いチャンネルだったが、「修行」のため活動休止を宣言した。 <11月> ▼宮迫博之と中田敦彦がYouTubeで新番組 番組名は「WinWinWiiin(ウィンウィンウィーン)」。ゲストのキャスティングや美術セットの発注まですべて自分たちで行い、ゴールデンタイムのテレビ番組と変わらないレベルのクオリティで作るというもの。
【ワンメディアCEO・明石ガクト氏】 ’82年、静岡県生まれ。前澤友作氏のYouTubeチャンネルなどを担当。著書に『動画の世紀 The STORY MAKERS』(NewsPicks Book)など。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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