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政府が今国会で提出しようとしている特措法は、憲法違反のオンパレードだ/倉山満

いっそ大木隆生先生にコロナ担当大臣をお願いし、内閣の命運を賭けて、中央突破を図ってはどうか

 菅おろしは激化し、いつまで持つのか、短命政権とも噂されている。確かに、今までの前提だと、誰がやってもコロナが消えてくれるまで短命政権、コロナ禍の国民の憂さ晴らしが総理大臣の首のすげ替え、と化すだろう。  では突破口はどこか? 前提条件を変え、世論を鎮めればいい。「コロナはペストほど危険な伝染病ではない」と主張している専門家もいる。たとえばSPA!でもお馴染みの木村盛世氏、あるいは先日首相と面会した大木隆生氏。尾身路線でダメなら、木村氏や大木氏の路線に転換しては。いっそ大木隆生先生にコロナ担当大臣をお願いし、内閣の命運を賭けて中央突破を図ってはどうか。  早速『文春』が大木氏を狙い撃ちにした。狙いは菅おろしだ。  このまま座して死を待つか。それとも一か八か勝負するか。私が菅首相なら、勝負する。
言論ストロングスタイル

東京慈恵会医科大学教授の大木隆生氏は「感染者数減を目的に副作用が強く、効果も定かではない非常事態宣言を発出する前に、医療体制を強化すべき」との提言を発信し続けている 写真/朝日新聞社

’73年、香川県生まれ。憲政史研究者。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務め、’15年まで日本国憲法を教える。ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰し、「倉山塾」では塾長として、大日本帝国憲法や日本近現代史、政治外交についてなど幅広く学びの場を提供している。主著にベストセラーになった『嘘だらけシリーズ』や、『13歳からの「くにまもり」』を代表とする保守五部作(すべて扶桑社刊)などがある。『沈鬱の平成政治史』が発売中

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