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パ・リーグまさかの番狂わせ。ロッテとオリックスはなぜ強いのかを分析してみた

パ・リーグの優勝争いに異変あり!

千葉マリン

千葉ロッテの本拠地、ZOZOマリンスタジアム 

 野球といえば東京五輪での金メダル獲得が記憶に新しいが、プロ野球のペナントレースも大きな盛り上がりを見せている。そんななかで特に注目を浴びているのがパ・リーグの優勝争いだ。なぜならば、球団として47年間優勝に遠ざかる千葉ロッテマリーンズが首位に立ち、それを猛追するのが25年間リーグ優勝経験のないオリックスバファローズだからだ。  優勝はもちろん、近年下位に甘んじるシーズンの多かった2チームがどうしてここまで強くなったのであろうか? 野球ライター・キビタキビオ氏の意見を交えながら分析した。

“粘りの野球”が浸透した千葉ロッテ

 まずは、単独首位をひた走る(9月20日現在)千葉ロッテマリーンズの快進撃の要因を探っていきたい。キビタキビオ氏はこう分析する。 「昨年から続けている“粘りの野球”が機能していることでしょう。マーティンとレアードの両外国人をポイントゲッターとして、荻野貴司、中村奨吾といった主力選手がつなぎに徹する打線は、派手さはないですが勝負どころで効果的に得点できている。  そして、リードを奪ったら、投手継投で勝ちを拾う。昨年はややデキすぎの感があり、今年は同じようにはいかないのでは……と心配していましたが、今年はむしろ“粘りの野球”がさらに洗練されて、勝っておきたい展開の試合をしっかり拾っているところが首位の要因でしょうね」    “粘りの野球”だけではない。データから見るとロッテはリーグトップの得点、本塁打、盗塁をマークしている。打順問わずスキのない走塁を試みており、外国人打者が欲しいところでホームランを含む長打を放っていることが判明。  また、オリックス・ソフトバンク・楽天といった優勝争いをするチームにすべて勝ち越しており(※9月16日の対ソフトバンク戦は引分)、上位チームに嫌な印象を与えていることも強さの理由であろう。
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ロッテ・吉井投手コーチの力量
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