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9年前に離婚した妻と復縁。人生3度目の“名字変え”は「やっぱりめんどくせぇ」

復縁して名字が変わることに……

名字 先日、私は9年前に離婚した妻と復縁した。今回はその復縁に関連して「名字」について男性の立場から「改姓」についてのお話になる。  昨今、夫婦別姓の議論なども盛り上がっているが、現在日本においては結婚した場合、どちらかの名字に揃えることになる。筆者はいずれも婿入りの形だったので名字を結婚、離婚、復縁と3度変える形となった。  男性の婿入りは結婚のおよそ4〜5%しかいない。そのため、結婚経験のある男性でも「改姓」を経験したのはわずか、ということだ。名字を変えることになる女性側の手間を男性側からの視点で見てみたい。

各種届け出の変更のなかで一番厄介なものは……

 名字を変えるということは、フルネームが変わるのと一緒だ。そのため、各種届出が必要になるのは想像のとおりだろう。  もちろん婚姻届を出す時に一度に役所まわりの手続きを済ませるのがよいのだが、仕事などで婚姻届の提出を結婚相手にまかせていた場合、後日自分でいろいろやらなくてはいけないか、委任状を持たせて相手に一任することになる。  マイナンバーカードの更新もある。カード内データの修正と、補足欄に新氏名を入れてもらう形だ。婚姻届を出す時、改姓する側にはこの処理をしてもらう時間が発生するわけだが、出張所などでは処理できない自治体もあり、結局市区町村の役所を一度尋ねねばならないことになる場合もある。住んでいる自治体で婚姻届を受理してもらえる場所がどこまで対応できるかは確認したほうがよい。  そして、一番厄介なのは印鑑である。印鑑証明の更新は婚姻したその日にするべきかどうかは印鑑の使用頻度に関わってくる。  銀行印に使用していたり、仕事で使用している場合においては、旧姓から新姓に切り替えるタイミングに近づけておきたい場合もあるので、やっぱり後日、となってしまうことが多いだろう。  共働き夫婦が増えている現在、家族で1つの印鑑というわけにもいかない家庭のほうが多くなってきたことを考えると、印鑑というのはかなり面倒なモノになってしまった。
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別居婚だとさらに面倒
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公営競技ライター・Youtuber。近鉄ファンとして全国の遠征観戦費用を稼ぐため、全ての公営競技から勝負レースを絞り込むギャンブラーになる。近鉄球団消滅後、シグナルRightの名前で2010年、全公営競技を解説する生主として話題となり、現在もツイキャスやYoutubeなどで配信活動を継続中。競輪情報サイト「競輪展開予想シート」運営。また、ギャンブラーの視点でプロ野球を数で分析するのが趣味。
Twitter:@signalright

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