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女子高生が危険なバイトにハマる理由

都内や横浜の「見学クラブ」「ガールズ居酒屋」、名古屋の「出会いカフェ」など、女子高生ビジネスは過激化の一途を辿り、次々と摘発されている。しかし、なぜ女子中高生たちはこうした「危険なアルバイト」に身を投じるのだろうか? 摘発を受けた「女子高生見学クラブ」、「女子高生ガールズ居酒屋」。今回、両業種の元従業員への接触に成功。その心の内を聞いた。 【座談会】 摘発されたガールズ居酒屋元店員&見学クラブ元従業員の現役女子高生が激白「そのうちガサが入るとは思ってたけど……」  ――なぜ見学クラブのアルバイトを始めたのか? ガールズ居酒屋,女子高生E子:最初は横浜の出会いカフェに行っていて、そこが友達の溜まり場だったんだよね。そしたら出会いカフェが摘発された。今度は友達が「横浜マンボー」っていう見学クラブに溜まり始めた。私は出会いカフェだと思ってたから、実際行ってビックリしたけど、パンツ見せるくらいはいいかなって。 ――「横浜マンボー」も摘発されたよね。その後どうしたの? E子:(同業種の)「渋谷ギャラリー」や秋葉原の「AJK」とかにも行ってみたけど、そこの女のコたちがお金にガメつくて、肌に合わなかったんだよね。指名されようと胸を見せたりアソコが見えそうなほど際どいパンツをはいたり。待機のときもめっちゃ股を開いてたり……。 ――でもやめなかったのはなぜ? E子:うーん。先輩とか友達がいたから……かな。でも、都内まで行くの、交通費もかかるし、面倒になってヤメた。 ◆「私らが捕まらないのはわかっていた」 ――足を洗ったのは、捕まるのがイヤだったからじゃないんだ。 E子:ぶっちゃけ経営者は捕まるかもしれないけど、ウチらは捕まらないのはわかってた。オマワリは親とかにも言わないと思ってたし、実際言われてない。別に親にバレたところで「終わったことだから関係なくない?」みたいな。 F子:そうそう。みんなあんまり先のことを考えてないよね。私も実は見学クラブに少しいて、ちゃんと真面目なバイトしなきゃ、と思って「夢小町」に入った。そしたら中学生がフツーに働いていてちょっとビックリ。ヘソ出しで大丈夫かなって。まぁ、あんまり詮索はしなかったけど。 ――従業員は中学生や高校生ばかりだった? F子:オープン当初は18歳以上が多かったみたいだけど、私が入ったときはそれ以下しかいなかった。店長は本当は18歳以上を雇いたかったらしいんだけど、「18歳以上は時給のいいキャバや風俗に行っちゃうから18歳以下を雇うしかない」って言ってた。 ――時給は? F子:人によってマチマチだけど、1000円スタートで最大1500円くらい。ウチら高校生にとって1500円は魅力だよね。マックで800円とかで働くのダルいし(笑)。 ――深夜まで働いてたのは店側の指示? F子:22時で閉めれば問題はなかったのに、店長が「お客さんがいるから最後まで働いてよ」って。みんな「ヤバくない!?」って言ってたけど、年末なんかは忙しくてそんなこと言っている場合じゃなかった。 ――それが「悪いこと」っていう認識はあった、と。 F子:あった、あった! 「そのうちガサが入るよね」ってみんなで話してたから。でも、フツーの居酒屋でもコンビニでも、履歴書は確認するけど身分証って確認しないじゃん。履歴書などいくらでも偽装できるから、中学生が働いていたとしてもわからないだろうし。正直、ガサだってなんでウチの店だけって感じ……。 【後編】に続く⇒https://nikkan-spa.jp/208564 「パンツ見せるだけで時給1000円」 【E子】 18歳。神奈川県内の定時制高校に在学中。16歳から見学クラブのアルバイトを始め、「横浜マンボー」摘発後は都内の見学クラブを渡り歩いた 【F子】 18歳。神奈川県内の高校に在学中。17歳の頃、見学クラブに在籍したが、その後「夢小町」でウエートレスとして働き、摘発の現場に居合わせた ― U-18女子[危険なエロ系バイト]の現場に驚愕【3】 ―
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