雑学

夏フェスで増加する迷惑客の実態

夏フェス

年々盛り上がる夏フェス。盛り上がりと比例するように迷惑な客も……(写真と本文は関係ありません)

 国内外問わず様々なアーティストが出演し、すっかり夏の風物詩になった夏フェスこと野外音楽フェスティバル。開催する数も規模も大きくなっているが、残念ながらそれに比例するようにマナーの悪い客も増えている。

 最初のうちは慣れずに戸惑うことも多い夏フェスだが、何年か通い続けるとマナーも快適さも向上してくるもの。しかし、大物アーティストが揃った年などは新規の客が増え、好き放題に過ごす輩が多い。今回は夏フェスでの様々な目撃談と、ネット上で多く見られる意見を集め、夏フェス迷惑客ランキングをつくってみた。

◆第5位 泥酔客

夏フェス

24時間夜通し音楽が楽しめるのも夏フェスの醍醐味。それゆえに休息も大事になるのだが、テントスペースで酔っ払って騒ぐ迷惑者は後を絶たないという(写真と本文は関係ありません)

 酒を飲むとトラブルが増えるのは世の常。だが、それがライブの後で興奮必至な状態であれば、トラブルのレベルも飛躍的に上がるというもの。帰り道で一般人に混じって大騒ぎする者、宿舎やテントに戻っても会場内と同じテンションで人の睡眠を妨げる者など、泥酔者が引き起こす騒音問題が非常に迷惑だという意見をフェス会場ではよく耳にする。

「会場で騒ぐのはいいけど、テントゾーンや宿舎の中で酔っ払って騒がれると、貴重な睡眠時間を削られてチョー迷惑!」(26歳・女性)

「一日終わって帰りの列に並んでたら、いきなり足元にヒッピー風な髭面ロン毛のおっさんが寝っ転がっててビビった。汚い格好して地面に寝てて、街中なら確実にホームレスだよ」(21歳・男性)

「ゲロ吐くな! 汚いし、臭いし、吐くまで飲んで何が楽しいの? 音楽楽しみに来たんじゃないの?って思う」(30歳・男性)

 また、会場の興奮をそのまま持ち帰ってしまう迷惑なフェス客に頭を悩ませる人も多い。

「会場で騒ぐのは構わないけど、帰りの電車の中で缶ビール飲みながらギャアギャア騒ぐのはヤメてほしい。こっちは仕事帰りで疲れてんだよ」(29歳・男性)

 遠足は家に帰るまでが遠足。フェスの余韻に浸りたい気持ちはわかるが、迷惑をかける行為はご法度である。

◆第4位 列の割り込み

 大勢の人が一か所に集まるため、さまざまな場所で“並び”を強いられること多い夏フェス。特に会場内の飲食店やトイレではピーク時にすさまじい行列ができる。飲食店などではあまり目立たないが、トイレではさんざん飲みすぎて我慢しきれずに割り込んでくる者がよく見られ、これがトラブルの原因ともなっている。

「こっちもライブ観るのを我慢して並んでるのに、横から列に割り込んでくるヤツが多くて余計に待たされました」(36歳・男性)

 また、自分の観たいアーティストに間に合わないからと人ごみの中で走ったり、近くで見たいからと無理やり後ろから突っ込んでくる者もいる。

「ほかのステージのライブを諦めて別の会場で見通しのよい場所を取ったのに、後から来て他の人を押しのけて無理やり前に突っ込んでくるヤツとかいて、マジでありえない。女のコにひじ打ちとかしてるヤツもいたし、年々マナーが悪くなってますよ」(29歳・男性)

 いずれも体調を管理したり、早め早めに行動すれば人に迷惑をかけずに済むのだが……。また、割り込んでくるのは会場内だけではない。

「帰りのシャトルバスが混むから泣く泣く早めに撤退したのに、終電が間に合わないからって発車直前に駆け込む人が多くて、結局1時間半も待たされました」(26歳・女性)

 ギリギリまで遊びたい気持ちは皆同じ。己のわがままで他人に迷惑をかける行為はいかがなものか。

◆第3位 立ちション

 トイレの列に割り込めない、もしくは並ぶのが面倒くさい。すると人間は“野生に還る”のである。

「少しでも茂みがあると人影がちらほら。空いているのでノンビリ木陰で見ていたら、夜になるころにはアンモニア臭が強烈に……。さすがにギブアップしました」(27歳・男性)

 これに関しては会場側が来場する客の数を読み切れず、明らかにトイレの数が不足していたり、設置されている位置が悪く、必要以上に混雑してしまうこともあるようだ。

「あまりに混んでいるので隣のステージまで行ったけど、そこも混雑してて結局は茂みの中で用を足しました……すいません」(28歳・男性)

 行くタイミングをピーク時から上手くずらすと大きなステージでもガラガラだったりするので、自分で上手く時間を調整してちゃんとトイレを使ってほしいものだ。壮大な自然の中で音楽を楽しんでいるのにオシッコの臭いが充満しているのは、なんとも無粋である。

【後編】に続く⇒http://nikkan-spa.jp/271617
栄えある(?)1位はいったい何か!?

<取材・文/林バウツキ泰人>




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