更新日:2016年08月03日 19:20
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女の業の深さを感じる「ネットカフェ女性専用エリア」の実態

「女性専用」と聞くと心ときめくと同時に、女性同士ならではのトラブルなんかも想像したくなる。昨今増える一方の女性専用○○の実態を確かめるべく、SPA!女性記者たちが潜入しまくってみた! ◆「ありのまま派」と「女子力武装強化派」の2派閥が混在【インターネットカフェ】 話題の[女性専用○○]に潜入してみた!【インターネットカフェ】 男性のイメージが強いインターネットカフェだが、最近では女性専用エリアを設ける店舗が増えているという。その中のひとつに行ってみた。  実際入ってみると、女性専用エリアには、通常ブースにはない“特別待遇”だらけだった。インテリアメーカーへ特注したクッションや座椅子、ブース内には鏡、ティッシュ、観葉植物などが置かれ、“まるで家にいるような”感覚だ。  しばらくうろうろしていると、リラックス目的で訪れていたのか、パジャマを着た女性客とすれ違った。店員に聞いてみると、パジャマや部屋着持参なのは珍しいことではなく、かなり脱力した格好で過ごす人もいるらしい。 「女」という鎧を脱ぎ捨てありのままで脱力する女性がいる一方で、逆に女子力を武装強化しにくる女性もいる。なにしろ、この店舗では美顔ローラーやヘアアイロンなどの美容家電を無料レンタルしているのだ。この日も、入店後すぐにすべての美容家電をレンタルしてパウダールームにこもる人が……。見ているとあっという間に髪のセットからメイクまでを済ませていた。  ほかにも、パウダールームを愛用するあまり何時間も使う女性客の姿が。女を脱ぎ捨てる女性と、女を武装する女性。女の業の深さを感じざるを得ない空間であった。どちらにも共通するのは、“ほかの客など我関せず”な点だ。 ― 話題の[女性専用○○]に潜入してみた!【1】 ―
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