「タトゥーはアリかナシか」聞き込み調査。若い女性は否定的
ファッションとして入れる人も多くなったタトゥー。いっぽうで、温泉や入浴施設では、まだまだ「刺青NG」のところが大半を占めている。数年前には北海道の温泉でマオリの女性が入浴拒否されたことも話題を呼んだが、世間はタトゥーについてどう思っているのか? 街の声を聞いてみた。
「あり得ない。怖い。声掛けられそうで嫌」と全否定したのは、2人組の女子高生。イマドキのコは意外と保守的……?
「人の見た目なんて、別にどうでもいいけど、少なくとも好印象ではないです」(女性・20代)
若年層、特に女性からは「怖い」というコメントが多かった。反対に肯定的だったのは、なんとファミリー層だ。
「Tシャツを着て、周りに心配りをしていればいいんじゃないですか? 海水浴場とかプールだと自分の入れ墨への配慮ができている人が多いので、ファッションの一環として成り立っていると思いますよ」(30代後半・子連れの男性)
「子供に悪影響!」と、真っ向から拒否されると思いきや、節度を守ればOKと、まさに大人の対応。
また、タトゥーへの偏見が強そうな高齢者からも理解を示す声が。
「最近は身近になっているし、そんな悪い印象はないですよ。刺青の入った人でも、子連れだったり、マナーを守っていれば、好印象で親しみがもてますね。気にする人は今でも気にするんでしょうけど」(孫を連れた60代前半の男性)
こういった大人世代の寛容さは女性にも共通している。
「背中に仏様とかだとさすがに怖くて近づけないけれど、肩にひとつくらいであれば別にいいと思いますよ」(女性・60代前半)
公共の場でのタトゥー問題。アリかナシかは見た目よりも、マナーで決まるようだ。
※写真はイメージです
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