更新日:2017年07月20日 14:19
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霊能者も恐れる「最凶心霊スポット」・関東編…60年代にワープするトンネル、死にたい気分になる公園etc.

芸能、アパレル、マスコミ関係者は60年代にワープさせられやすい!?

 また、トンネルの真上にはS寺というお寺の墓地がある。ここには徳川家の人々の墓がいくつかあることから、この一帯は元々格の高い場所だったと思われる。しかしこのS寺、明治18年に全焼、復興したが昭和20年に戦災で消失した。 「寺が何度も焼けているというのはかなりすごいことです。そうした因縁めいた寺の下がすっぽり抜けてトンネルになってしまったことで水脈が人工的に作られてしまった。つまり、お墓に強い陰の気があって、その下に水が通っている感じが物理的にできてしまったので、トンネル内に幽霊が出てしまう。明治神宮から見て鬼門に当たっているというのも怖い」  さらにこの一帯は、昭和39年のオリンピック道路工事で一変している。それまで、1960年代前半までは風俗店なども含む繁華街だった。つまり、格の高い土地に格の低いものが建っていたということになる。現在は衣服関係の会社が点在しているが、これは水気のあるところで衣服が流行するためである。  こういったことから、「トンネルに出る幽霊のほとんどは繁華街時代の人々ではないか」とジャスミン氏は話す。  では、ワープした人はどこに行くのか? その行く末はなんと「1960年代」だという。 「異次元に飛んでいる感じのほうが近いです。場所はそのままに、時間だけ移動しており1960年代まであった繁華街にワープしている可能性が大です。オリンピック熱が高まり、これで儲かるという欲望を持っていたのにそれに乗ることができずに取り壊された繁華街の人々のエネルギー、そこにずっといたかったという執念が強く、それが引き寄せる。でも害をなすわけではないし悪意もない。だから自殺者をひっぱるといった話ではなく、異界に飛ばしている感じ。ワープ体験に遭いやすいのは、芸能人やアパレル関係、マスコミ関係者など。こういった人たちは繁華街の人々と同じ気を持っている。逆に普通の主婦や学生など、いわゆる一般人が遭遇することはほとんどありません。ちなみに知ってか知らずか、このように陰の気が強いところを、タクシーの運転手は昼寝の場所に選んでいることが多いですね」
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あの有名高級住宅街もひとクセある心霊スポット
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