更新日:2017年07月20日 14:19
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霊能者も恐れる「最凶心霊スポット」・関東編…60年代にワープするトンネル、死にたい気分になる公園etc.

生命力が削がれるが、デートには適している!?

 最後に、ジャスミン氏が「どんな優秀な霊能力者をもってしても浄霊できない」と断言するのが、両国にあるY公園だ。 「大量に人が死んでいる。しかもまだ死に続けている。空襲で亡くなった人が今もまだ川に向かって歩いているのが見えます。震災の上に空襲、それを浄化することがないまま荒んでいるところに強奪や、人を人とも思わない事件が続いてきた場所でもある。掘れば大量の人骨が出てくる可能性が大です」とジャスミン氏は眉をしかめる。 「ただこの周辺には、かつては格の高い人が住んでいたはずだと感じます。震災や空襲といった惨事のあと、この場を浄化するために『神』に通じる国技館が建てられているからです。慰霊塔を立てているが、それでも足りない。なおかつ大きな水のある場所=隅田川があるのでなかなかすべてを浄化できない。しかも高度経済成長によって水質が悪くなってからはさらに浄化力が悪くなりました」  浄霊しているそばから汚染水の影響でマイナスが引き込まれ元に戻ってしまうため、荒川の水をまず浄化するという根本的な問題が発生するという。  また、この公園に行って最も受ける影響としては「死にたくなる」こと。それも、「貧乏でもなく、生きる気力を失うということでもなく、『突然命を奪われる』感じ」というから恐ろしい。 「この公園に長居すると命のエネルギーを消失させられる。慰霊塔に手を合わせることは必要ですが、『辛かったでしょうね』などと同情を向けると一気に持って行かれるので要注意です。ただ、この公園の霊はあまり攻撃的ではないので、仕事で疲れた時に休憩するにはよいでしょう」  その反面、意外にも「デートには向いている」とジャスミン氏は話す。 「これは吊り橋効果のようなもので、お互いに一気に生命力が減るから種族を残さなければならないという本能が働くためです。国技館などを回ったあとにちょっと立ち寄ると効果的でしょう。不倫のカップルにも向いているし、初老の人にも最適のスポットです。日が暮れ始めると急激に霊が出る確率が高くなりますが、死んだ自覚がなく、みんなただ水辺に向かって歩き続けるというループを繰り返しているだけ。行くなら日中で、ひとりで行かないほうがよい。霊が見たい人は夜にどうぞ」  同レベルの最凶スポットに、都内のT公園があるという。  霊感などない一般人にはなんとも反応しがたい話ばかりだが、不幸になったり、60年代に飛ばされてからでは遅い。知っておいて損はないのかもしれない。〈文/日刊SPA!取材班〉
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