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プロサウナーが語る「サウナで人生明るくなった」

 30度を超える暑い日が続いている。この8月、大阪市では猛暑日が過去最多の21日を記録した(8月24日時点)。例年以上に、SPA!読者は、暑さで体調を崩さないよう注意していかなければならない。その一方、“暑さ”を楽しむ人もいる。プロサウナーとして活躍するヨモギー氏は、年間700回以上もサウナに通う生粋のサウナ好き。年間のサウナ支出はなんと数百万円を超える。サウナの何が彼を熱中させるのだろうか。

年間700回以上サウナに通うプロサウナー・ヨモギー氏。撮影協力/池袋のスパ施設「タイムズ スパ・レスタ」

ヨモギー:サウナとの出会いは29歳のときです。当時の僕は離婚がきっかけで、うつ病になってしまいました。そんなとき、偶然サウナに立ち寄ったんです。汗をかき、水風呂から出て椅子の上でボーっとしていると、その時間だけうつ病の症状が消えていることに気づいたんです。それ以来、サウナの魅力に取り憑かれ、今はサウナに週15回以上通っています。  現在は会社員のかたわら、「プロサウナー」としてテレビやネット、イベントなどでサウナの魅力を発信するヨモギー氏。猛暑に限らず、人生に疲れた人にこそサウナはおすすめだという。 ヨモギー:サウナは単価が安いし、健康効果も高い。僕もサウナに通い始めてからは、健康診断では常にオールAですし、病院に行くことすらありません。集中力も高まりますから、仕事の能率も上がる。さらに、サウナをきっかけに人生の満足感が上がったせいか、人間性まで変わってしまいました。サウナにハマる前に出会った友人からは今でも『性格が明るくなったね~』と驚かれます。  そんなサウナで人生を激変させたヨモギー氏に、上手なサウナの楽しみ方を聞いてみた。 「①サウナに入る⇒②水風呂に入る⇒③外気浴をする。これらがサウナの一連の動作です。サウナの暑さと水風呂の冷たさを交互に味わうことで、毛細血管が伸縮して血流が良くなります。その結果、全身がほぐれ、さらに、脳に大量の酵素が送られることによって快感ホルモンが分泌されるんです。だから、サウナは別名『脳幹のマッサージ』とも言われています。身体だけじゃなく脳にもいい影響を与えるんです」
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