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若い頃はモテたのに…51歳・独身負け組おじさんが後悔していること

給料泥棒、ガハハおじさん、名誉副部長etc.存在自体が目障りな50代社員はどの会社にもいるが、彼らとて望んで“負け組”になったわけではない。負け組50代の主張と打算に耳を傾けつつ、誰もが通る“加齢”の恐怖にどう抗うか、その中から学んでいこうではないか。 負け組50代

若い頃にモテた経験がアダとなり孤独を埋めるためキャバクラ三昧

…浦川雄二さん(仮名・51歳)食品会社/年収500万円/勤続15年  若い頃から病的に女好きで合コン三昧。容姿は人並みなれども、持ち前の明るさとトーク力で女には不自由しなかった浦川さんは、素人女性だけでは飽き足らず、風俗にも通い詰めるほどだった。一人の女に縛られるのが嫌で真剣な男女交際を避けているうち、気づけば独身のまま50の大台に乗ってしまった。 「同世代の売れ残った女やバツイチ女など結婚相手もいなくはなかったんですけど、若いコが好きなので妥協できなかったんですよ」  同世代の友達で女遊びにうつつを抜かしている者は皆無。50代になって一人酒を覚えたことから、ここ数年は週4ペースで若い女を求めてキャバクラやガールズバーに足を運ぶようになった。 「彼女たちは僕の話を熱心に聞いて、どんなオヤジギャグでも笑ってくれる。気づけば延長とドリンクの大盤振る舞いで、お会計が10万円を超えたこともあります。でも外で会うと別人なんですよね。よく同伴出勤もするんですけど、二人きりでメシを食っているとスマホばかりいじって、ほとんど会話にならないんですよ(怒)」  ずっと結婚には興味なかったが、50代を迎えて独り身の寂しさが身に染みているという浦川さん。 「不摂生がたたって体重は100kg目前。すっかり同世代の女にもモテなくなりました。今は切実に人生の伴侶が欲しいです……」 ― 負け組50代の背中 ―
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