第452回

2月2日「地獄の悦楽」

・『ダンテズ・インフェルノ〜神曲 地獄篇〜』(プレイステーション3・Xbox360)プレイ。夢に見そうなほど衝撃的なゲームだ。『神曲』を原作とし、その世界観を忠実になぞりながら、斬新な映像世界を作り上げている。地獄というシステムはゲームに向いていたのかもしれない。

・表現のメーターが振り切れている。奇形の怪物達も、血肉飛び散る戦闘も、頭がおかしくなりそうなほど凄まじい。こういうことをやれるのなら、ここまでやっちゃえるなら、アメリカに行くよという若いクリエーターもこれからは増えるかもしれない。

・さて佐藤友哉先生がこのゲームにずいぶん前から注目していて、ぜひ実況をやりましょうということになっていた。メーカー(EA)から快諾も頂いた。文学史上の至宝『神曲』からはこれまで様々な絵画や彫刻、あるいや演劇や映画が生み出されてきたわけだが、それが最新の表現形態であるゲームにどう翻案されたか。作家の立場から、しっかり語ってもらうよ。

2月15日(月) 19:00〜21:00
佐藤友哉『ダンテズ・インフェルノ〜神曲 地獄篇〜』生実況!

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2010.02.12 |  第451回~

PROFILE

渡辺浩弐
渡辺浩弐
作家。小説のほかマンガ、アニメ、ゲームの原作を手がける。著作に『アンドロメディア』『プラトニックチェーン』『iKILL(ィキル)』等。ゲーム制作会社GTV代表取締役。早稲田大学講師。