タマゴ改めマエザワです。本企画で記者が改名するのは前代未聞。夜の繁華街には多種多様な店が乱立していますが、「だれも開拓していない世界に挑戦する」という個人的な決意の表れです。
さて、改名1発目の今宵は、月光のようなネオンが輝く歌舞伎町を月面探検。フラフラと通りを歩いていると、ひとりの美少女が目に飛び込んできた。片手には「まんご」と書かれたボード。思わず二度見した。まん●って、一体なんの店……?
「まん●ではなく、まんごです」
僕はとんだ勘違いをしてしまったらしい。マンゴージュースが飲めて食事もできる“ガールズファミレス”だというのだ。それはそれで気になる……。というワケで、今回は彼女が立っていた目の前の店に入ってみることにしたのだ。
「まんご」の正体はガールズファミレス
訪れたのは「SPECIAL」という店だ。ともあれ、あの紛らわしい(!?)ボードの真意とはなんだったのか。普段は女子大生のみれいさんが説明する。
「たくさんの店があるなかで、路上では声かけもできない。実は、私が考えたんですよ」
女子大生からバンギャまで個性豊かな美少女が在籍!
条例で客引き行為は禁止されている。周囲にはギラギラした目立つ店が多いなかで、さりげなく気を引くためのアイデアらしい。その商才に感心してしまったが、店内では多くの美少女たちがワイワイと黄色い声を上げていた。
清楚系からバンギャまで、さまざまなタイプが見受けられる。うん、悪くないぞ(笑)。
お酒を楽しむだけじゃない! 高コスパなフードにも大満足
通常のガールズバーでは、フードの質は期待できず、レンチンも珍しくない。しかし、同店ではシェフの手作りだという。注目すべきは値段だ。ランチタイムであれば、とんかつプレートが400円で食べられるなど、コスパが高い。お酒はもちろんだが、食事を目当てに訪れる客も多いらしい。
ここで、ふとテーブルに目をやると、なぜかバイブが置いてある。酔いが回ってきたこともあり、「オナニーはするの?」という言葉が口から出てしまった。こうした下ネタは女のコから嫌がられてしまう場合もあるので気をつけなければならない。だが、みれいさんからは意外なひと言が返ってきた。
「実は私、幼稚園の頃からひとりエッチしてるんですよ」
こんな美少女がマジか。思わず童貞のような反応をしてしまった僕。だが、それを堂々と言える姿に大物の予感がした。
将来の夢も聞いておかねば。
「アダルトグッズメーカーを立ち上げて、女社長になりたい。性に対して女性はオープンにしにくい風潮があるけど、偏見とかもなくしていきたいですね」
彼女を応援したくなる。総勢40人以上、若いキャストが多い同店だが、“推し”を探すのも楽しみのひとつなのかもしれない。
【SPECIAL】
住 東京都新宿区歌舞伎町1-7-1 J2ビル2階
電 03-6380-3011
営 12:00~LAST
料 1セット40分1200円(12:00~14:00)、1500円(14:00~17:00)、2000円(17:00~LAST)
ビール・焼酎・ウイスキーなど飲み放題、ランチタイムはフード400円~ ※税サ別
撮影/長谷英史
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マエザワ エロ本出版社出身、元ギャル男雑誌編集者。無類の外国人好き。趣味は「夜の国際交流」
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